キャンドルでお部屋の雰囲気アップ♡アロマキャンドルの選び方&使い方 (1/2)
クリスマスパーティの雰囲気をアップさせる、アロマキャンドルの使い方&選び方をお伝えします。恋人、家族、友達…シーン別キャンドルの活用ポイントを伝授!
こんにちは、アロマセラピストの市井真太郎です。
クリスマスは、みんながワクワクする特別な一日です。
こんな夜には、より一層雰囲気を上げるためにツリーを飾ったり、電飾などで彩ると楽しいですよね。
「ありきたりな感じではつまらない」、「もっと気分が上がる方法はないかな」とお探しの方のために、今回は、アロマテラピーを使って、いつもと違った視点からクリスマスを盛り上げてみませんか?
この気分的な盛り上がりの原因は、「視覚+味覚+聴覚」という3つの感覚機能に刺激を与えていることが要因です。
ここで「嗅覚への刺激」をちょい足しして、さらに五感を活用すれば、より一層雰囲気が盛り上がること間違いありません。
嗅覚を刺激する代表的な癒しのアイテムのひとつが、「アロマテラピー」です。
アロマの精油を垂らしたり、加湿器に入れても十分香りは広がりますが、特別な日には「アロマキャンドル」を使ってみてはいかがでしょうか。
生活の木 フレグランスキャンドル ブルーム オブ ロータス
欧米では、クリスマスには、オレンジの実にクローブ(丁子)を刺して、魔除けにすると言われています。
これは、オレンジとクローブの香り成分が気分を爽やかにするということが由来になっているようです。
キャンドルは見た目がクリスマスらしい空間にぴったり。
「火を使うから、なんだか面倒」と思わず、ぜひ活用していただきたいアイテムです。
香りは、たくさんの種類がありますが、「オレンジスイート」や「バニラ」、「ベンゾイン」などの優しい甘さをベースに選ぶと、クリスマスの雰囲気に合うこと間違いなしです。
では、実際にアロマキャンドルを使う前に、どんなキャンドルを選べばいいのか、選び方のポイントをご紹介しましょう。
- 形態:キャンドル自体にアロマが入っている一体型タイプと、精油をキャンドルで温める分離型タイプあり。
- 香り:使用する場所・時間・広さ・シーン(家族、恋人など)に合わせた香りを選ぶ。
- 容量:同じく、大きさ(持続時間)を選ぶ。
- 業者:石油由来の人工成分が多いと気分を悪くするケースもあり。信頼できるメーカーや販売店で購入する。
- 容器:ガラスに入っていたり、シルバーの台がセットになったものなど。別売りか、一体型を選ぶ。
次に、雰囲気に合う、シーン別のキャンドルの使い方を見ていきましょう。
今年は大好きなあの人と一緒♪
そんな夜は、ぜひ甘い香りでお部屋を彩りましょう。
≪ 条 件 ≫
- どこで:自宅 6畳ワンルーム
- い つ:夜 一晩一緒に過ごす
- だれと:恋人
≪ キャンドル ≫
- 形態:一体型
- 容量:4時間以上(大)
- 容器:ガラス製容器
- 成分:
▼シトラス(オレンジスイート、グレープフルーツ等)とバニラ(ベンゾイン系)
▼エキゾチック(イランイラン、ジャスミン等)とバニラ(ベンゾイン系)
恋人とずっと長く居たいですから、極力長時間対応できるキャンドルを選びましょう。
ガラス製の容器に入っているタイプであれば、エアコンなどの風の直撃を防ぎ、急激な燃焼を防ぎます。
また、ゆらゆら揺れる炎は、とてもきれいです。
形態として「一体型」をお勧めする理由ですが、分離型のオイルウォーマータイプの場合は、比較的早くオイルが無くなるので、せっかくの恋人との時間をメンテナンスに追われたくないから、です。
「イランイラン」や「ジャスミン」は、男性にとっては少し苦手な成分もあるのですが、ジャスミンには昔から媚薬の成分が入っているといわれ、中国ではジャコウなどと並び、今でも使われています。
香りで、恋人との距離が縮まるかもしれませんね。
大切な家族みんなでワイワイ過ごす方には、みんなが好む香りを選ぶのがポイントです。
- どこで:リビング 10畳
- い つ:夜 夕方~夜
- だれと:子ども、親、祖父母の3世代
≪ キャンドル ≫
- 形態:一体型、分離型
- 容量:3時間程度(中)
- 容器:ガラス製容器・・ゆらめく炎
- 成分:天然成分
▼「シトラス」 オレンジスイート、グレープフルーツなど
▼「シンプル」 ロータス、ヒノキ、ジュニパー、サイプレス、ローズウッドなど
男性や子供は、フローラル系の香りが苦手です。
理由は、男性や子供の嗅覚の嗅覚細胞が、一般的には成人女性よりも少ない傾向にあります。
ですから、比較的シンプルな化学構造をしている、柑橘系のシトラスフレーバーを選びましょう。
また、高齢者なども同様に香りなどに慣れていない方が多いので、ヒノキや針葉樹から抽出した香りや、それに近いフレーバーアロマが入ったキャンドルを選びましょう。
合成香料を使ったキャンドルは、香りの拡散が広く、お値段も安いというメリットがありますが、石油由来などが多く、火で熱すると気分が悪くなるケースがあります。
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