あせもはアロマ精油で予防できる!汗疹対策ジェル・殺菌パウダー・消毒スプレーの作り方レシピ
みなさんこんにちは。Flower's Room IFA認定校校長の佐藤ユミ子です。
梅雨が明け、ぎらぎらした太陽の季節がやってくると、あせもに悩まされる人が増えてきます。
汗をかいてそのままにしてしまって、汗疹が出来てしまった経験はないですか?
汗そのものが悪いわけではなく、そこから入る雑菌が悪さをします。
ほとんど全ての精油には殺菌作用があります。
その中でも、より強い抗菌・抗真菌・抗ウイルスとなると、水虫すらもやっつけてくれる効果も望めます。
ただし、それらを上手く使うのには、少しだけ知識が必要です。
一般的に言われていて、抗真菌作用がある精油、ティートリーは皆さん良く耳にしているかと思います。
実はこのティートリーよりも強力なのが、ローズオットーなのです。
ですがローズオットーを殺菌目的に使う方はいらっしゃいません。
値段が全然違うからです。
ティートリーが1滴10円だとすると、ローズオットーは、良いもので1滴500円ほどします。
これでは続きませんね。
そこで今回は、殺菌力を最大限に利用するために、少しコツと知識をお伝えします。
例えば、ティートリーに含まれている「テルピネン-4-オール」は、ヘルペスウイルスに良いと言われています。
そして、マイコプラズマにも良いようです。これらは芳香浴で出来ますね。
レモングラス、タイムなどは、乾燥状態での真菌に効果があると言われています。
これらはスプレーより、軟膏などにして、擦り込む方が良いかと思います。
このレモングラスには、フェノール類という化学成分が含まれています。
フェノール類は、抗菌力がとても高いです。
実は抗菌力ということだけを考えれば、ティートリーよりも高いのですが、お肌への刺激度などを考えると、一般的にはティートリーが良く使われます。
次に抗菌力があるのがアルコール類です。
ティートリー、ローズオットー、パルマローザなどに多く含まれていますので、これらを上手く使うことで、お肌に安全なスプレーやジェルなどが出来ると思います。
ケトン類が含まれる精油も、少し抗菌力があります。
ティートリーウォーターやローズウォーターなどで清潔にした後にお使いになると、より効果的です。
- ジェル基材 30g
- ホホバオイル 5g
- 精油10滴 (ティートリー5滴・ローズオットー3滴・パルマローザ2滴)
ホホバオイルに精油を良く溶かします。
ジェル基材にこのオイルを少しずつ加えて、良く撹拌して完成です。
1か月くらいで使い切りましょう。
お子様用であれば、ローズをラベンダーに変えて濃度を半分にしてください。
ホワイトクレイに精油を少しずつ加えていくことで、殺菌力があるパウダーが出来ます。
夏場の不快な症状に合わせて、精油をチョイスすると良いと思います。
ラベンダーとパルマローザの組み合わせなどは、お肌にも優しく、殺菌効果もあるのでお勧めです。
- ホワイトクレイ 30g
- 精油 10滴
原液を垂らすと混ざりにくいので、精油をスプレー容器に入れて混ぜていくと便利です。
エタノールで作成した香水などがあると大変便利ですね。
消毒用エタノールを1本(500ml入り)、これに精油100滴をそのまま入れるだけです。
ティートリー50滴・ゼラニウム50滴が私のお気に入りのブレンドです。
すっきりとした甘さが残り、テーブルの上もさっぱりします。
お掃除の最後にスプレーをしたり、床をの汚れを取ったりと大活躍です。
ただし、エタノールが入っていますので、使える場所を確認してからにして下さいね。
夏の不快な症状を、アロマテラピーで軽減してみませんか?
イライラは心と身体に良くありません。
皆様、健やかな夏をお過ごし下さいね。
|
|
神奈川県小田原市 英国IFA認定校のアロマサロンFlower'sRoom校長の佐藤ユミ子です。こころとからだをすこやかに保つ、生活の質を高める提案をさせていただきます。植物療法の素晴らしさをお伝えできればと思います。
サロンHP http://www.flowersroom.jp
IFA認定校HP http://www.flowersroom.jp/ifa
|
|