気分は森ガール!秋の植物を使った、シンプルでお洒落な飾り方 (1/2)

執筆者: 宇野 知子 職業:フローリスト 花講師 アート作家
はじめに

こんにちは。フローリストの宇野知子です。

このところ、秋の風が心地よく、どこかにお出掛けしたい気分になりますね。

秋の行楽シーズン、旅先で野山を散策。

秋の実りを探してみるのも楽しいと思います。

 

今回は、野山で見つける秋の実ものの種類と、シンプルな飾り方をご提案させて頂きます。

 

秋の実ものの種類
アケビ(アケビ科 アケビ属 つる性木本)

アケビは、秋の味覚のひとつでもあります。

紫色に熟れた実は、中の果肉をそのまま生で食べることが出来ます。

白い部分の果肉を食べ、つぶつぶとした種を出します。

ほんのり甘く砂糖水のような独特の味わいです。

 

 

つる性なので、山の木々にからまりながら生育しています。

木々の緑の間に見える紫色の実はとても目立ちますので、探してみて下さい。

 

 

アケビというと、リースやカゴを思い浮かべる方も多いと思います。

アケビのつるは、しなやかで柔らかく編みやすいのが特徴です。

その曲り具合や風合いがとても自然的で、リースにして飾るのもお勧めです。

 

 

ツルウメモドキ(ニシキギ科 ツルウメモドキ属 落葉つる性木本)

野山で見られるツルウメモドキですが、見つけやすいのは秋~冬です。

つる性で木々にからまり生育しているので、春~夏は、木々の緑と同化し目立ちません。

秋~冬にかけては、小さな緑色の実がはぜて、オレンジ色の実が目立つようになります。

高い位置にあり日当たりのよい場所にある枝の方が、実の付きが多いように感じます。

 

 

つる性で、赤い実がなる様子がウメモドキニに似ていることから、この名が付けられたと言われています。

 

適度に実が大きくなった枝を切り水につけておくと、緑の実や葉もそのままですが、数日かけてオレンジ色に徐々にはぜていきます。

切り花として飾る時は、葉を取ることが一般的です。

 

 

水につけずに置いておくと、葉は枯れ、実はオレンジ色にはじけます。

葉を丁寧に取りリースにして飾るのもお勧めです。

 

 
 コラムニスト情報
宇野 知子
性別:女性  |   職業:フローリスト 花講師 アート作家

フローリスト
フラワーコーディネーター

フラワーショップ『La vie en Fleur』経営。
花教室運営に加えて、親子で楽しむ花のある生活を提案、
通信講座を企画し発信しています。

フラワーアート作家としても活動。
手作り雑貨サイト等で販売もしています。

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