ロンドンで現代美術を楽しもう。おすすめコンテンポラリーアートギャラリー紹介(サー チ・ギャラリー&ホワイト・キューブ)
ロンドンには多数のアートギャラリーが点在しています。
観光で訪れる方の中には有名なTate Modern、Tate Britainなどのナショナルギャラリーを訪れる方も多いでしょう。
コンテンポラリーアート(現代美術)で一番規模が大きく、世界中のコンテンポラリーのギャラリーの中でも最も訪問者数が多いのが、ナショナルギャラリーであるTate Modernです。
その他にも気軽に訪れることができるギャラリーがロンドンにはたくさんありますので、いくつかご紹介します。
こちらはビジネスマンであるCharles Saatchi氏が、彼のコレクションを公共の場で公開することを目的として設立されたギャラリーです。
まだ公にも商業的にも日の目を見ていない、若手コンテンポラリーアーティストの作品を展示できるスペースとして運営されています。
入場は無料です。
時々週末などにプライベートイベントが行われているため、入場できない場合があります。
事前に確認してから行かれることをお勧めします。
展示作品の写真撮影は可ですが、フラッシュを使った撮影はマナー違反となりますので注意しましょう。また、三脚の使用は不可です。
Saatchi氏はイギリス人コンテンポラリーアーティストで有名なDamian Hirstを発掘したことでも知られており、絵や写真インスタレーションなど様々な形で若手アーティストの作品を見ることができます。
Saatchi Galleryのショップはユニークなステーショナリーや雑貨が並んでいますので、お土産を探すのにもぴったりです。
Saatchi Gallery周辺は高級エリアです。
Saatchi Galleryのある通りはハイストリートになっており、ショッピングを楽しむことができます。
規模は小さいですがお洒落なお店やカフェなどが立ち並びます。
有名デパートHarrodsやHyde Parkからもそう遠くはありません。
Duke of York Squareという広場では毎週土曜日にファーマーズマーケットが開催され、フードストールなどが並びますので、ヨーロッパのマーケットの風情を楽しむこともできます。
White Cubeというギャラリーは、アートディーラーであるJay Jopling氏によって設立されました。
White Cube Bermondseyは元々倉庫だった建物を改装してあり、2011年に設立当初ヨーロッパ最大のコマーシャルギャラリーとしてオープンしました。
こちらも入場は無料ですが、館内の写真撮影はエキシビションの内容によって一切禁止の場合がありますので、係員にまず確認を。
ギャラリーは広い空間を更に広く感じさせる真っ白な壁に囲まれており、3つのギャラリースペースで主な展示が行われています。
映像作品を上映できるスペースが備えられているのが特徴。
ショップでは各アーティストの作品集などの書物が充実しています。
こちらは元々倉庫街だったところが、最近ではレストランやカフェ、バー、雑貨屋などおしゃれお店が並ぶストリートに。
Fashion and Textile MuseumもこのBermondsey Streetにあります。
日曜日は少し閑散としていますが、タワーブリッジやデザインミュージアム、バラマーケットやシャードなども徒歩で回れる距離です。
金曜日にはアンティークマーケットが開催され、土曜日にはファーマーズマーケットが開かれます。
「今」を代表する若手アーティストの作品を、無料で見ることができるギャラリーがたくさん点在しているロンドン。
少しだけ観光地から離れたストリートで、コンテンポラリーアートを楽しんでみてください。
|
|
ロンドンで暮らしています。
ロンドン生活・音楽・アート・街散策などを綴っているブログはこちら↓
http://grapefruit-moon-london.blogspot.co.uk/
|
|