お見舞いやギフトに大人気!枯れないお花プリザーブドフラワーの特徴とお手入れ方法

執筆者: 甚野裕恵 職業:プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー講師
はじめに

こんにちは、プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー講師の甚野裕恵です。

 

枯れないお花、プリザーブドフラワー。
生花のように楽しめ、水やりなどの手入れも要らないと、近年人気が出ています。


「プリザーブドフラワーって何?」と思う方も多いでしょう。
初回は、プリザーブドフラワーとは何かを解説したいと思います。 

 

プリザーブドフラワーとは

プリザーブドフラワーとは、生花を長期間楽しめるように加工したお花です。
そのため、花本来の風合いや瑞々しさを保っています。

 

生花を脱水し染めているので、様々な色合いを楽しむことが出来ます。
枯れないお花として、また、匂いや水やりの煩わしさもなく、ギフトにも喜ばれています。 

 

 

プリザーブドフラワーの長所・短所
長所は長期間楽しめ、色彩豊かなこと 

 

生花のようなしなやかさを持ち、生花と比べると長期間楽しめます。

匂いもなく水やりも不要なので、お見舞いなどにも喜ばれます。

 

また、着色しているため、様々な色を楽しめ、生花では珍しい黒や青のお花などもあります。 

 

短所は割高で管理が必要なこと

 

プリザーブドフラワーのほとんどが、製造過程で茎や葉を取り除きます。
花首だけの状態ですので、アレンジメントなどにする際は、ワイヤーなどで茎などを作る手間が掛かります。
手間がかかる分、生花に比べ割高です。


また、加工しているので、枯れることはありませんが、日光や紫外線によって退色や、乾燥などで花びらが割れてしまうことがあります。
湿気にも弱く、高温多湿の日本では、管理が重要です。

 

取扱い方法と注意点

プリザーブドフラワーは、生花と同じように繊細です。

生花のように優しく扱うようにしましょう。


日の当たる場所や湿気の多い場所を避けることで、長持ちさせることが出来ます。
梅雨など湿気の多い時期は、ケースにシリカゲルなどを入れて除湿しましょう。

 

また、着色しているので色移りも注意が必要です。

リースなど、壁面に飾る際は、直接プリザーブドフラワーが触れないようにしましょう。

 

長期間楽しめるので、埃なども付いてしまいます。

気になる時は、冷風などをあて吹き飛ばしましょう。 

 

 

インテリアとしての楽しみ方

最近では、量販店などでもプリザーブドフラワーのアレンジを見かけるようになりました。
リースやフォトフレームなどは、インテリアとしても人気があります。


しかし、プリザーブドフラワーそのものを購入するとなると、大きな手芸店や専門店などしか取り扱いはなく、しかも箱単位の販売の所がほとんどです。
まずは、販売されているものを手に取り、お気に入りを見つけましょう。 

 

 

おわりに

いかがでしたか?
お手入れ方法などが分かると、ご自宅でも楽しめるようになりますね。
枯れないお花プリザーブドフラワーで、日常に彩りを添えてみませんか。 

 
 コラムニスト情報
甚野裕恵
性別:女性  |   現在地:千葉県船橋市  |   職業:プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー講師

千葉県船橋市の自宅にてプリザーブドフラワー&アーティフィシャルフラワースクール『アトリエ咲』を主宰しております。
『日々の生活に彩りを』をモットーに、乙女ゴコロをくすぐるフラワー雑貨やアレンジメント、リース、ブーケなどの販売やレッスンをしております。

フラワーエデュケーションジャパン(FEJ)ライセンススクール
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フルリール販売代理店
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