コンプレックスを克服し、素敵な恋愛を!シンデレラ症候群とエディプス期が表わす心の癖とは
誰かしらひとつくらいはコンプレックスがあるものです。
背が高くなりたい、美人になりたい、高給取りになりたい……。
コンプレックスを抱えているうちは辛いですが、本人が押しつぶされない程度のコンプレックスは、何かを成し遂げるバネになることもあるものです。
今回はそんなコンプレックスに向けた対策として、コンプレックスを感じている人の行動と、男女が押さえておきたいコンプレックスについてまとめてみましたので、ご紹介します。
突然ですが、コンプレックスを感じている話題がテレビで流れると、思わずチャンネルを替えたくなりませんか?コンプレックスが強いほど、自分でも気づかぬところで苦手意識が普段の行動に表れるものです。
また、それらの行動は具体的に、以下の4つの反応パターンに分けることができます。
- 会話の最中に出てきた、特定のキーワードに対する反応時間が長くなる
- 相手の言葉をオウム返しにしたり、見当違いの返事をする
- 話を茶化したり、苦笑いしたり、話題を変えようとする
- 気づかないフリや、ソワソワと身体を動かしたりする
あなたもこれらの行動に心当たりはありませんか?もしあなたの話に相手がこれと同じ態度を取ったら、コンプレックスを感じている可能性が高いかもしれません。
その時は相手との関係を壊さないためにも、話題を変えたり助け舟を出したりして、その場の雰囲気を悪くしないように気をつけたいですね。
女子としては「いつか素敵な王子様が迎えに来てくれる」と、つい期待をしてしまいますよね。
それが妄想の内ならいいのですが、なんら出会いを求めず願い続けているのは、『シンデレラ・コンプレックス』という依存欲求に含まれます。
特に高学歴の女性に見られるこのコンプレックスは、男性に依存したい気持ちと、仕事のしがらみから自由になりたいという、矛盾する欲求の板挟みになって苦しむことが多いそうです。
考えられる原因は夫婦関係に不満を持ちつつ、娘を理想的な女性に育てようとする父との関係に発端があると言われています。
女子なら誰しも一度は通るコンプレックスですが、恋をするうえで最も大切なのは自立心です。
彼に依存することなく、自分の足で立って初めて素敵な恋ができるということを忘れなければ、深く悩むことは無くなるのではないでしょうか。
フロイトが提唱した、同性の親に対するコンプレックス『エディプス・コンプレックス』。
男の子が母親の愛情を独占したいと願い、しまいには父親にいなくなって欲しい、という願望を指すコンプレックスのことです。
大人になった男女には関係のないコンプレックスに思えますが、実はこのエディプス期は「4〜5歳の子供が親との間に愛情関係の基礎を築く」と言われています。
また、このエディプス期に固着した人は、男子は母親に似た人を。女性は父親に似た人を恋愛対象として求めるようになるのだとか。
もしかしたらあなたが好きになる相手が親に似ているなら、このエディプス期の親子関係が原因かもしれません。
いま一度親子関係を振り返ることで、自分が好む恋愛対象の女性像・男性像が見えてくるのではないでしょうか。
人は大なり小なりコンプレックスを抱えているものです。
自覚がないだけで、知らず知らずコンプレックスを抱えていることもあるはず。
コンプレックスを取り除くことは容易いことではありませんが、もし各ポイントにひとつでも心当たりがあれば、コンプレックスを克服するヒントにしてみてください。
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