アメリカで美味しいオイスターを食べよう!潮干狩りに必要な道具・ライセンス (1/2)
ワシントン州東部は、牡蠣やムール貝などの養殖で有名な場所が数多くあり、日本ほどではないにせよ、海の幸には恵まれています。
私のお勧めは、オリンピック半島にあるHAMAHAMAの生牡蠣です。
シアトルの一流オイスターバーでも良く見ますが、オリンピック半島の本社には、オイスターバーがあり、とても新鮮な牡蠣をリーズナブルに食べることが出来ます。
さて、そんな地域ですので、貝や牡蠣を採ることができる潮干狩りは、とても人気のレクリエーションとなっています。
一部の州立公園では、州政府が貝や牡蠣の増強計画を進めており、労せずともザクザク採れるのでお勧めです。
この秋、私達はそのような公園の一つ、Twanoh State Parkへ行って参りました。
まず、潮干狩りに必要となるのがライセンスです。
ワシントン州では、潮干狩りには、甲殻類(Shellfish)と海藻類(Seaweed)を採るためのライセンスが必要となります。
スポーツ用品店や大手スーパーなどで購入出来ます。
ただし、6月の第1月曜日のすぐ後に来る週末は、ライセンスを取得することなしに無料で採ることが出来るので、シーズン中1回行けば良いという方や、旅行者の方にはお勧めです。
シャベルとバケツは必須で、軍手もあった方が良いかもしれません。
場所によっては、砂利の多い浜辺になるので、シャベルで掘って貝を採るのです。
牡蠣の幼生は牡蠣殻に付着して成長するため、牡蠣を採ったら中身をその場で取り外し、牡蠣殻を浜辺に戻す必要があります。
そのため、牡蠣の身を洗うための塩水を入れた容器と、牡蠣の身を持ち帰る際に入れておく塩水を入れた容器の2種類を持っていくと便利です。
因みに、1人につき1つの容器を用意することが定められています。
それから、クーラーボックスと氷も必要です。
スポーツ用品店で、Clam Gunなる潮干狩りの道具を見つけました。
使ってる人を見かけなかったのですが、これはRazor Clam、日本でいうマテ貝を採る際に使われるようです。
Razor Clamが採れるエリアは少ないのですが、夫の知り合いで、Razor Clamだけを毎年採りに行く人がおり、とても美味しいと聞いたので、いつか試してみたいです。
ライセンスを購入出来る場所に、Sports Fishing Rulesという規定などを書いたパンフレットがあるので、エリアとそこでのルールについて確認することが必要です。
また、定期的に変更などもあるので、必ずワシントン州の魚類野生動物管理局のホームページを確認します。
時期によっては、赤潮が発生して潮干狩りができなくなっていることもあるので、それもあわせて確認する必要があります。
潮干狩りを行うエリアの潮汐表を確認して、日程を決定します。
大体、最大干潮時間の前後2時間がべストなようです。
9月は合計3回行ったのですが、初回がその月でも最大の干潮が訪れる日だったため、人も多かろうと予想していたのですが、日本の潮干狩りを考えたらかなり疎らでした。
ビーチは、牡蠣と牡蠣殻がゴロゴロとありました。
牡蠣は、2.5インチ以上のものは1日18個まで、貝は1.5インチ以上のものは1日40個までという制限があるため、慎重に選んでいました。
そのせいか、あちこち掘りまくる羽目になり、最後はグッタリしてしまいました。
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2010年10月末に、シアトル近郊に移住・見た目はアジアンだけど中身は完全にアメリカ人のEdと結婚、ゆるーい毎日を送っています。2011年3月にミニチュア・ピンシャーのKOKO(♀)、11月に娘が加わり、4人家族になりました。
アメリカより日本の方が好きでしたが、娘ができたことで、アメリカのいいところをたくさん見つけるようにしています。そんな中で見つけた楽しいことをご紹介できたらと思っています。
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