自然を満喫できるアメリカのアウトドア、キャンプ!テントの立て方や野外レジャーの楽しみ方 (1/2)
アメリカでは、アウトドア・アクティビティがとても人気。
誰もが、気軽に行っているように思います。
土地が広大なので、ちょっと車を走らせれば雄大な自然があります。
また、アウトドアの楽しみ方もバラエティ豊かです。
こういった理由が、人気の秘密かもしれません。
今回は、アメリカのアウトドア・アクティビティの代表、キャンプについてご紹介します。
アメリカでのキャンプは、大まかに分けて、3つに分類されます。
これは、キャンピングカーなどのRV(Recreational Vehicles)や一般車を、宿泊や荷物の保管に活用するキャンプのこと。
モータライズド・キャンピング(Motorized Camping)とも言います。
キャンプ場にロッジやユルト(Yurt)が整備されている場所もあり、何とキャンプ・ウェディングを行うカップルもいます。
ユルト=ゲルとは、主にモンゴル高原に住む遊牧民が使用している、伝統的な移動式住居のこと(Wikipedia引用)
このタイプのキャンプができるキャンプ場は、電気、水、排水施設が整備されていることが多く、水洗トイレや温水シャワーも設置されています。
全米にある、民間キャンプ場のKOA(Kampground of America)には、コインランドリーやキャンプ用グッズを扱っている小売店、子供用のプレイエリアなども整備。
快適に過ごすことができます。
街から近い場所にあることが多く、食料の買出しや、救急時に病院に行く際にも便利です。
また、一部の州立公園でも、レクリエーショナル・キャンピングを楽しむことが可能。
民間施設よりも、テントサイトが広かったり、公園内のトレイルやビーチを楽しむことができます。
キャンプ場として整備はされています。
しかし、道路から離れた場所に設置されていることが多く、ピクニックテーブル、キャンプファイヤ用の炉、ピットトイレ(汲み取り式のトイレ)、飲料水栓程度の設備しかありません。
電気もないので、夜は、真の暗闇を経験でき、降るような星空を見ることもできます。
テントでキャンプする人が多いのは、このタイプのキャンプです。
国立公園、国立レクリエーション地域、国立森林、州立公園などで楽しめます。
これは、とある国立森林エリアのキャンプ場にあった、飲料水栓です。
バックカントリー・キャンピング(Backcountry Camping)とも言います。
キャンプ設備のない場所でのキャンプであり、キャンプに必要な道具や食料・水は、全て、自ら背負うか、動物を使って運びます。
アメリカでは、馬と一緒のキャンプは、珍しいことではありません。
国立公園、国立森林や自然保護地域などで許可されていますが、事前にキャンプの許可証を得る必要があります。
我が家には、2歳半の娘と犬がいます。
この夏に楽しんだのは、レクリエーショナル・キャンピングとプリミティブ・キャンピング。
ウィルダネス・キャンピングは、犬連れ不可だったり、幼児連れでは難しかったりします。
レクリエーショナル・キャンピングには、隣接したキャンプサイトを借り、友人家族と行きました。
1つの区画全体を貸し切って、大人数でキャンプをするグループキャンピングも一般的です。
ピクニックテーブルの1つを食事スペース、もう1つを調理スペースとして使用。
テーブルの上にシェルターを取り付けると、雨除けだけでなく、プライバシーも確保できます。
手前にテント、奥の緑色のシェルターが、食事スペースになっています。
こちらは、調理スペースとして使った備え付けのテーブル。
食材、調理器具や小型バーベキューグリル、小型ガスコンロなどを設置してあります。
キャンプサイトに車を停められたので、色々と持参できました。
夜間は、アライグマなどが出没するので、食材等は全て車で保管します。
我が家のテントは、将来、ウィルダネス・キャンピングにも対応できるよう、軽量、かつ設営が簡単であることを重視して購入。
シアトルに本社のあるアウトドア専門店「REI」のテントです。
最近のテントは優秀で、1人でも、数分で簡単に設営できます。
- ブルーシートを敷く。
- テント専用の、フットプリントと言うシートを重ねて敷く。
- 3本のポールを組立てる。
- テントをポールに引っかける。
- カバーを被せる。
これで設営完了。
ブルーシートやフットプリントは、浸水を防いだり、テントの底を保護します。
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2010年10月末に、シアトル近郊に移住・見た目はアジアンだけど中身は完全にアメリカ人のEdと結婚、ゆるーい毎日を送っています。2011年3月にミニチュア・ピンシャーのKOKO(♀)、11月に娘が加わり、4人家族になりました。
アメリカより日本の方が好きでしたが、娘ができたことで、アメリカのいいところをたくさん見つけるようにしています。そんな中で見つけた楽しいことをご紹介できたらと思っています。
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