手作りお菓子のお洒落ラッピング!手持ちの袋・リボンなどを使った可愛い包み方

執筆者: 太田 道子 職業:お菓子インストラクター
はじめに

こんにちは、お菓子インストラクターの太田道子です。
秋~冬はイベントが多く、お菓子をプレゼントする機会が多くあります。


そういうときには、ちょっと素敵なラッピングをしたいですね。
いつも身近にあるものを使って、気軽で簡単に可愛いラッピングを仕上げることが出来ます。

いくつかアイディアをご紹介します。 

 

 

お菓子の包装について

まず最初に、お菓子をラッピングするときには、安全で壊れない包装に仕上がるように気を付けましょう。


美味しく食べて頂くために、湿気や異物が入らないようにすることは大切です。
大勢の方に渡したり、食べるまでに時間の経過が予想される場合は、一つずつ封をする個別包装にしましょう。 

 

 

袋について

身近な物を使うラッピングのご紹介ですが、お菓子を詰める袋は、サイズの違う3種類くらい準備して下さい。

ホームセンターでは、様々なサイズや種類の袋を取り扱っています。

 

  • 小(9㎝幅くらい)…マドレーヌやカットしたパウンドケーキが入るくらいのサイズ(封の出来るタイプ)
  • 中(15㎝幅くらい、マチ無し)…CDが入るくらいのサイズ
  • 大(15~17㎝くらい、マチ付き)…ちょっと大きなサイズ

 

小は個別包装に使い、中・大は、いくつかまとめて包装するときに使うと良いでしょう。
中・大は、上の部分が長いほうが様々なバリエーションが作りやすく、使いやすいです。


ラッピングが完成した時に、上部分が余ってしまったら、ピンキング鋏でちょうど良い長さに切れば良いでしょう。
お菓子を個別包装する場合は、出来るだけピッタリのサイズの袋に入れて下さい。

壊れにくく、美味しそうに見えるという特性があります。 

 

身近なものを使って

いくつかのお菓子をまとめて入れる場合、袋にペーパーナプキン、レースペーパーを彩りとして差し込むと華やぎます。

 

これらの品は、食品に触れても問題がない素材なので、自由に使うことが出来ます。

イベントにあった色彩や模様を選ぶと楽しいラッピングが完成します。
袋の口を縛るリボンに代えて、麻ひも・たこひも・毛糸などを使うと素朴で可愛いラッピングに仕上がります。 

 

 

小さな焼き菓子を固定してラッピングしたい場合、玉子ケースも役立ちます。
お菓子をオーブンペーパーにひとつずつ包んで、玉子ケースに固定して袋に入れれば、壊れにくく安心です。

今回は毛糸をリボン代わりに使いました。 

 

 

 

お菓子の入れ物としては、ジャムや飲み物の空き瓶やケースも役立ちます。

写真は、ジャムの瓶とお酒の入れ物です。

ケースの色を揃えると、統一感も出ますし、季節のイベントを意識したラッピングを作ることも出来ます。

今回は、袋に入れてレースペーパーを襟のようにかけてみました。

 

 

おわりに

このようにいつも家にあるもので十分に個性を持ったラッピングを完成することが出来ます。

これをヒントにして、自分だけのラッピングを探してみて下さい。 

 
 コラムニスト情報
太田 道子
性別:女性  |   職業:お菓子インストラクター

東京都・笹塚のアトリエでお菓子教室を主宰しています。
少人数制実習形式のアットホームな教室です。
喫茶店・レストランへのお菓子提供・レシピ提供、異業種とのユニットTRIADEでのギフト制作などお菓子に関する幅広い活動を行っています。
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ本科修了

2006~2010年読売文化センター錦糸町教室 手作り洋菓子教室講師担当
2012年 ベターホーム渋谷教室でバレンタインレッスンを担当
2012~2014年 渋谷ヒカリエShinQsにクリスマスの心箱が採用(TRIADE)

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