聞くだけで鳥肌!クリスマス&冬に聴きたいクラシック音楽曲8選
こんにちは、ピアニストの小川瞳です。
今回は「クリスマスに聴きたいクラシック」特集です。
クリスマスが近づいてくると、街はクリスマスソング一色になりますよね。
定番ソングも良いけど、ちょっとお洒落にクラシック音楽でも、クリスマス気分を味わってみましょう。
まずはチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。
この音楽はバレエ音楽で、ホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」を原作としています。
原作がクリスマスの夜のお話なので、この音楽はクリスマスのイメージとぴったり重なります。
原作を読んでから改めて聞くと、曲の世界観や解釈などの理解が一層深まることでしょう。
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バッハなどの讃美歌も、クリスマスのイメージを彩る音楽として有名です。
「主よ、人の望みよ喜びよ」など、誰でも一度は聴いたことがあるような、とても馴染みのある曲が多いので、讃美歌でしっとりとクリスマスを楽しむのも一興でしょう。
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パッヘルベルの「カノン」も、親しみやすいながらも高尚な響きに満ちていて、クリスマスのための音楽にぴったりです。
ちなみに「カノン」とは曲の形式のことで、パッヘルベルという音楽家が作ったものなので、「パッヘルベルのカノン」と言われています。
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「アヴェ・マリア」もクリスマスのムードにとても良くあう名曲です。
有名なのはシューベルトやバッハ・グノーの作品ですが、色々な作曲家が「アヴェ・マリア」という音楽を作っているので、作曲家ごとの違いを味わってみても良いでしょう。
「アヴェ・マリア」とは、「おめでとう、マリア」という意味を持ち、「アヴェ・マリアの祈り」という祈祷文の冒頭に使用されています。
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年末に欠かせない音楽が、ベートーヴェンの「第九」(よろこびの歌・歓喜の歌)です。
これはとてつもない幸福感に満ちていて、思わず笑顔が広がってしまうような名曲なので、クリスマスを盛り上げるのにもばっちりだと思います。
なんといっても歌詞が格好良く、まるでどこかの漫画やライトノベルに出てきそうな単語が勢ぞろいしています。
天上楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高な汝(歓喜)の聖所に入る…(wikipediaより)
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ヘンデルの「メサイア」もクラシックのクリスマスコンサートでは良く聴く名曲です。
厳かに聖夜を過ごしたい大人の方にお勧めです。
ピンと来ない方は、「ハレルヤコーラス」と言えば分かるかと思います。
第2部最終曲の「ハレルヤ (Hallelujah)」は、聴衆のスタンディングオベーションでも有名ですね。
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「鐘の音」を表している曲なので、クリスマスの雰囲気に似合います。
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交響詩「フィンランディア」作者ジャン・シベリウスの曲です。
北欧の樅の木を題材にして作ったことから、「樹の組曲」とも呼ばれるそうです。
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クリスマスは教会のイメージが強いと思います。
バッハの作品などは、チェンバロやパイプオルガンで演奏されているCDも多くありますので、そういった楽器による音楽を楽しむのも、クリスマスの神聖な空気を味わうことが出来ると思います。
オムニバスCDなどでも、クリスマスの曲ばかりを集めた作品はとても多いです。
色々な演奏家によるクリスマスの名曲を、ぜひ楽しんでみて下さい。
また、クリスマスには各地でコンサートがたくさん開催されることでしょう。
普段とは趣を変えて、ゆったりと過ごしたいクリスマス。
クラシック音楽に浸って、素敵なクリスマスを演出してみて下さいね。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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