上半身は薄着、下半身は厚着!冬の冷え対策・足元などの冷え性改善方法 (1/2)

はじめに

低体温の女性が増えていると言われていますが、「冷えは万病の元」と言う言葉があるように、昔から低体温や冷えの悩みはあった事が分かります。

 

それだけ、体温が低いと言う事は健康に良くないのです。
なぜ、体温が低いと体に良くない影響を及ぼすのでしょうか?

 

今回は、健康的に乗り切る冷え対策をご紹介します。

 

体温の仕組み

通常、人間の平熱は36度~37度です。これを中心に、1日の時間帯でも体温は変動します。

 

食事や運動により体温が上がったり、逆に薄着で下がったり、ウィルスをやっつける為に高熱を出したりと、その都度体温が体調を調整してくれています。

 

生物が体内を一定の快適な環境に保とうとする事を「ホメオスタシス」と呼ぶのですが、この体温調整もその1つで人間にとても大切な事なのです。

 

「体を温める」=「血液や体の機能をしっかり循環させる」という事です。

温めすぎも良くない事は言うまでもありません。

ここに、「平熱が低いと体の機能が低下してしまうので体を温めましょう」という理由があるのです。

 

冷えない為の服装
上半身は薄着、下半身は厚着

上半身は厚着で、下半身は薄着の服装が冷えの原因を作っています。

 

体を冷やさない為には、上半身は薄着、下半身は厚着を心がけましょう。

こうする事で、下半身への血流循環を促し自律神経も整えてくれます。

 

保温性もデザイン性もあるインナーウェアが増えましたので、お洒落は外せない女性も気軽に重ね着しやすいと思います。

 

靴下を履こう

5本指靴下は指を1本づつ包んでくれるので、普通の靴下より暖まります。

また、熱も適度に逃がしてくれるので蒸れにくくお勧めです。

 

 

重ね履きのし過ぎに注意

あまり重ね履きをし過ぎると、逆に靴下のゴムが足を締め付けて血流が滞りがちになります。

足の指も動かしにくくなってしまいます。

 

寝るときに靴下は履く?

まずはご自身が快適に眠れる方を選ぶ事が一番です。

例えば、履く方はゴムがきつくないものでなるべく5本指を、履かない方はレッグウォーマーを足先が少し出ている程度まで包むようにするとよいでしょう。

 

湯船に浸かる

言うまでもありませんが、湯船に浸かることは血行を促進させる大きな助けになります。

シャワーだけですと、表面の皮膚温は上がりますが体の内側まではなかなか温まりません。

 

まずはご自身が心地良く感じる温度と長さで入って下さい。

短時間で上がってしまうとなかなか芯まで温まらないので、冷えを感じる日は、いつもより気持ち長めにプラス5分長く入ってみましょう。

 

 

湯船に浸かって汗が出るのは、余計な熱を逃がしてくれている状態です。

お風呂から出て服を着ても汗が出続けているので、こまめに着替えて下さい。こうする事で湯冷めから守ってくれます。

汗が残った服を着たままですと、体温が下がってしまいます。

 
 

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