市販との違いは?添加物なし、節約にもなる手作りてごねパンの魅力
こんにちは、てごねパン教室「Ange」代表の平野宏子です。
毎日作るお料理と違って、パンは、スーパーやパン屋さんで買う物と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、市販と手作りの違いから、手作りパンの魅力をお伝えしたいと思います。
手作りのパンは、普通、無添加で作られます。
一方、市販のパンはどうでしょう。
市販のパンと言えば、スーパーやコンビニ等で販売されている、各メーカーのパンが思い浮かぶと思います。
次に、パン屋さんのパンですね。
メーカーのパンには消費期限があり、2~3日は美味しく食べられるようになっています。
つまり、すぐには硬くならずカビも生えにくい状態。
そのために添加物を使用しています。
パン屋さんのパンはどうでしょうか。
無添加を掲げているお店の実情は分かりませんが、多くのパン屋さんでも添加物の使用は避けられないでしょう。
添加物を入れなければすぐに硬くなり、美味しく食べられず、売れなくなりますので仕方ありません。
その証拠に、多くのパン屋さんでは、ラップや個包装をしていない状態でトレーに並べて売られています。
パンは、空気にさらされていると水分を奪われ、すぐにパサパサに乾燥して硬くなります。
例え、どんなに回転の速いパン屋さんであっても、添加物不使用で密封なしの陳列をするのは考えにくいでしょう。
市販のパンの最大のメリットは、お腹が空いたらすぐに買って食べられる点ではないでしょうか。
多くの方が、パンを作らずに購入する最大の理由がそこにあると思います。
市販のパンはすぐに食べられますが、手作りパンは、完成までに手ごねで最低約2時間は掛かります。
全てとは言いませんが、 市販のパンの多くは、添加物が使用されているとお分かりになったと思います。
一方、手作りパンは無添加ですので、体に良いと言うのが大きなメリットです。
また、価格面で考えても、原価のみの手作りパンは購入するよりも当然安くつきます。
添加物を使用することでパンの老化を遅らせ、美味しさを持続させているならば、無添加の手作りパンはどうなるのでしょう。
すぐに硬くなるのでは、と言う疑問が生じますよね。
実際、多くのパン講師が生徒さんに、「無添加の手作りパンがすぐに硬くなってしまうのは仕方がない」と説明しているようです。
その答えは、そうとも言えるし、そうではないとも言えます。
随分と曖昧な答えですね。
つまり、硬くなってしまうパンを作る人もいれば、無添加であっても2~3日は硬くならないパンを作れる人もいるということなのです。
上の写真は焼き立てではありません。
焼き上がって5時間後の、糸を引くような柔らかい仕上がりの食パンです。
このように、無添加でも2~3日は硬くならない、ふわふわしっとりのパンも作れるのです。
もし無添加で体に良い手作りパンが、市販品に負けない仕上がりで作れるとしたらどうでしょうか。
毎日でも食べたいですよね。
焼き立てパンの美味しさは感動ものです。
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