簡単湯だねパンレシピ!初心者でも失敗しない、ふんわりバターロールの作り方

執筆者: 小山有希 職業:料理研究家・パン教室主宰・薬膳アドバイザー・ハーブコーディネーター・食育アドバイザー
はじめに

こんにちは、料理研究家の小山有希です。


パンといえば、何パンを連想するでしょうか?

最近、お店に世界各国の色々なパンが並んでいるのを見ると、昔とは違うなと思います。

しかし、昔から変わらず、食事に合うパンの代表といえばバターロール

今回は、そのバターロールをご紹介します。
材料に卵とバターを加えているので、風味が豊かでとても美味しいですよ。

 

焼き上がりをそのまま食事と一緒に出しても良いですし、包丁でカットして、野菜やハム、卵、コロッケ、焼きそばなどをサンドするのもお勧めです。

作り方は、前回ご紹介したセサミブレッドの作り方とほぼ同じです。
成形が一見難しそうですが、一度覚えてしまえば、楽しく何度でも挑戦したくなりますよ。
ぜひチャレンジしてみて下さいね。

 

 

バターロール6個分の材料
  • 強力粉       160g
  • ドライイースト   小さじ1
  • ぬるま湯(約38度)  80ml
  • 塩         小さじ1/2
  • 砂糖        大さじ1
  • 卵         1/2個
  • 無塩バター(常温) 20g

 

  • ※強力粉      大さじ2
  • ※熱湯       大さじ1
     
  • ぬり卵       適量

(使用しなくても良い)

 

バターロールの作り方
①湯だねを作る

※の強力粉に※の熱湯を加え、スプーンなどで混ぜる。

手に取り、粉っぽさがなくなるまで良く混ぜ、軽く手で丸めて冷ましておく。

②イースト水を作る

ぬるま湯に分量の砂糖の一部少々と、ドライイーストを加え、溶かす。

③材料を3分ほど混ぜる

ボールに粉、塩、砂糖、卵、無塩バター、湯だねを入れる。

イースト水を、砂糖に目掛けて加える(卵はイーストと離して入れること)。


ボウルの中で材料がしっかりと均一になるまで良く混ぜ、一つにまとまったら生地を手に取り、伸ばしたり揉んだりを繰り返し、良く揉み混ぜる。

④生地を分割する

生地を混ぜたら、まな板に移し、スケッパーまたは包丁で6等分する。

※普通はここで一次発酵ですが、湯だねパンは一次発酵が不要です。

 

 

⑤生地を丸める

分割した生地を手で軽く包み、まな板の上で円を描くように丸める。
とじめは下にする。

 

⑥ベンチタイム

乾燥しないように、固く絞った濡れ布巾を生地にかけ、室温で10分間休ませる。

⑦成型

とじめを上にして、満遍なくガスを抜き、2ヵ所を折り、生地の両端を合わせて涙形にする。

片手で転がした後、両手で伸ばし、しずく形にする。

 

生地にめん棒を当てて転がし、太い方から細い方に向かって巻く。
巻き終わりを下にして、天板に並べる。

 

 

 

 

 

 

⑧発酵

40℃で約25分発酵させる(生地の大きさは、約1.5倍に膨らみます)。

 

オーブンに予熱を入れる必要があるので、オーブンの発酵機能を利用しての発酵は20分。
その後、生地を取り出し、室温にて約5分発酵させる。

 

 

⑨焼成

生地の表面に、ハケを使って、卵を薄っすらと満遍なく塗る(塗らなくても良いです)。

 

190℃に温めたオーブンで、約14~17分焼く。
焼きむらがある場合は、天板の手前と奥との向きを180度変える。

 

 

おわりに

今日はシンプルなバターロールをご紹介しましたが、黒胡椒を振って、ベーコンを一緒に巻き込んでも美味しいですよ。


お好みのドライハーブを大さじ1ほど生地に加えて、チーズを巻けば、ワインにもピッタリ。
もちろん、チョコチップやレーズンを加えるのもお勧めです。

材料はとてもシンプルです。
売っているパンとは違い、保存料など入っていないので、その日または翌日には食べ切って下さいね。

 

 
 コラムニスト情報
小山有希
性別:女性  |   職業:料理研究家・パン教室主宰・薬膳アドバイザー・ハーブコーディネーター・食育アドバイザー

料理研究家。パン教室を主宰。薬膳アドバイザー・ハーブコーディネーター・食育アドバイザー。 雑誌・企業のレシピ考案、テレビ出演、商品開発、記事執筆など幅広く活躍中。 『医食同源』『予防医学は食卓から』をコンセプトに、体に良い食べ合わせや食材の持つ効能・効用を効率的に摂れる簡単アレンジレシピを得意とする。
公式ブログ:料理研究家小山有希の健康レシピ
http://ameblo.jp/nei3recipe/
『美味しく食べて、健康に美しく!』をモットーに、簡単にできて、身体に良いレシピをご紹介しています。