デパート店員に聞いた、第一印象を良くするコツ!がさつでだらしない印象はどこから来る?

デパート店員が教える、第一印象を良くするコツとは。ガサツでだらしない印象を与えているのは、姿勢や立ち方、歩き方などちょっとしたことなのです。

執筆者: 平島裕希
デパート店員に聞いた、第一印象を良くするコツ

春はもうすぐ。

新しいことを始めたり、学校や職場など新しい環境になる方も多いのではないでしょうか?

 

印象は最初が肝心。

今回は、デパート店員が実際に行っている、簡単に好印象を与えられるコツをお教えします。

 

 

美しい立ち姿で「なんとなくだらしない」を防止!

美しい立ち姿は、きちんとしている印象を与えるうえで欠かせません。

美しい姿勢を行うときは、肩・ひじ・両手で五角形を作ろう

実は「美しい姿勢」の手順は簡単。

脚を揃えて立って、斜め上を見上げます。
目線をそのままに顎を引くと、あら不思議。
自然と真っ直ぐに立つことが出来ます。


猫背がひどい方は、後ろで手を組んでからやると良いでしょう。
腹筋や背筋にも力が入るので、体幹も鍛えられるのではないでしょうか。

 

身体の前で手を組むと、きちんとして見える

そして美しく見せる一番のポイントは、体の前で組む手にあります。


腕をまっすぐ下に伸ばして手を組むと、肩と腕のラインが逆三角形になり、視覚的には細く見えます。

その代わり猫背になりがちで、メリハリがなく疲れた印象や、だらしない印象になってしまいます。

ひじを軽く曲げて、腕を腰骨の上に置きましょう。
その状態で両手を軽く合わせると、両肩・両肘・両手で五角形ができ、メリハリが生まれます。

 

 

また、背筋を伸ばしたまま軽く胸を張ったような状態になるので、ハキハキした印象になります。

 

白いシャツを着るときちんとした印象を強めてくれる

白いシャツなどを着ている時は、胸元がレフ版効果を発揮し、顔が瑞々しく映る効果もあります。

 

指先はくっつけると、きちんとした印象に映る

脚や口を開いているとだらしなく見えるのと同じように、指先も開いているとガサツに見えがちです。

ミトンをしているかのように、人差し指~小指はくっつけておきましょう。

 

何かを指し示すときも指先をくっつける

親指は軽く内側に折り曲げると、人差し指で「あっちに…」と指し示すよりエレガントになる上に、指を揃えると何故か「あちらに…」と言葉づかいまで丁寧になります。

 

「足は機敏に、手はゆっくり」が全体の印象をよくする

きびきびと動くとハツラツとして、仕事も出来そうに見えます。

歩く時は5m前の直線を見る気持ちで、少し歩幅を広めで歩くと、若々しく清潔感溢れるように見えます。

 

手は早く動かさない

逆に手はせわしなく動かすと、ガサツに見える部分。

ゆっくりと、できれば両手で物事をこなすようにするとエレガントに見えます。

 

意外と気づかないのがお金を払う時のしぐさ。

カードやお金をトレイに投げるようにカランッと入れる人が多いのですが、同じ支払うならそっと置く方が品が良く見えます。

 

お金に限らず、物を置くときに音が出ないようにすると、丁寧な印象になります。

第一印象を良くするコツは、ちょっとした仕草の完成度だった

人は丁寧にされると、丁寧な対応をしたくなります。

「自分がされたら気持ち良いな」と思うことをしていくと、ご紹介した以外のしぐさもどんどん丁寧になっていく筈ですよ。

 
 コラムニスト情報
平島裕希
性別:女性  |  

可愛い物・甘い物・ファッション・ディズニー・ガールズトークが大好き+゚*。:゚+(人*´∀`)+゚:。*゚+.
お肉中心の食生活ですが、美容の研究のために、オーガニック料理ソムリエの資格を取りました。
元百貨店店員・営業職のスキルを活かして、エレガントな所作やコミュニケーションについても執筆してます。

 

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