はじめに

夕方、病院にくる女性の身体にはある共通点がありますが、それは何でしょうか?

正解は、足がむくんでいて、さらに冷えた状態になっているということです。

「朝は顔がむくむ」と言いますが、一般的なむくみは顔だけではなく、一日の生活状態により、足のむくみ、朝の顔のむくみとして現れます。

顔の「むくみ」を取る習慣を取り入れて、スッキリしてお出かけしましょう。

 

むくみってそもそも何?

むくみは、医学では「浮腫(ふしゅ)」といい、末梢が体内の水分により痛みを伴わずに腫れる症候を指します。

簡単に言えば、体の水分の流れが悪く全体に行き渡らず、特定の場所に集中して腫れることをいいます。
重力により水分は上から下に流れますので、日中は足がむくみ、寝て朝起きると顔がむくむのです。

 

むくみの原因
運動をしない

ポンプ役の筋肉をあまり動かさない生活をしているため。

 

塩分を摂りすぎている

塩分の血中濃度が高くなり、薄めようと水分を多く摂るため。

 

冷え性

血行が悪いため。

 

アルコールの飲みすぎ

利尿作用が起こり、水分不足として体が認知し、水分を摂るため。

 

月経前

女性ホルモンの影響で水分、栄養を溜めようとするため。

 

病気

心臓、肝臓、腎臓、がんなどの病気のため。

 

ズボラ女子の簡単健康習慣

ズボラでも出来る「顔のむくみとり」方法を4つ、ご紹介します。

 

1.朝は果物を食べる

カリウムをとって塩分と水分を排泄しましょう。
例えば冬はミカン(缶詰で可)、春はイチゴ、夏はバナナ、秋は柿(干し柿で可)など。

 

 

2.椅子に座って足先を地面につけ上下に高速に揺らす

俗に言う貧乏ゆすりに似た動きです。

ごはん中、出勤中、仕事中、貧乏ゆすりをし、循環を良くしましょう。

足を組む癖のある方は特に血流が悪くなりますので、気付いたら意識して取り入れましょう。

 

3.交互に頬杖をしながらテレビを見る

机にしっかりと腕をつき、左右交互に頬を乗せ、ゆっくり首と肩のストレッチをしましょう。

 

4.肩にもドライヤーをする

服を着ている状態でOK。

やけどに注意し低温で肩を温め、血流を良くしましょう。

おわりに

女性は特に、女性ホルモンの影響や冷え性、デスクワーク、立ち仕事と、むくみとは親密の仲です。
朝のむくみで1日がブルーになることもありますよね。

時短むくみとりで、明日の朝から美人出勤でお出かけしてみましょう。

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