母乳の味、美味しくしよう!授乳に良い食べ物、控えるべき食べ物まとめ

執筆者: colonna
はじめに

赤ちゃんは、生後6ヶ月くらいから離乳食を食べ始めるますが、それまで大人のように様々な食べ物を口にすることはありません。

 

栄養は、母乳かミルクのみ。

粉ミルクは栄養バランスを考えて作られていますが、母乳は、母親の食べた物の影響が大きくなります。

 

今回は、母乳の質を高める食べ物、控えた方が良い物をご紹介します。

母乳に良い食べ物は、昔ながらの和食

母乳に良いとされる栄養や食べ物の一例です。

 

  • タンパク質
  • 野菜
  • お米
  • うどん
  • 芋類

 

和食

基本的には和食中心としましょう。

脂っこくない和食は、母乳の味にも影響が少ないとされ、育児中の気分もすっきりします。

 

水分

母乳をよく出すには水分補給が欠かせません。

 

野菜が多く入ったうどんに、焼き魚や肉を付ける。

ご飯の時は、汁物を丼一杯食べる。

このように、水分をしっかり摂取するように努力しましょう。

 

おやつは食べていいの?

授乳をしていると、とにかくお腹がよく減ります。

 

母乳がたくさん出ている人は、母乳の生成を促すお餅や、乳腺を詰まらせる甘い物は控えた方が良いと言われています。

しかし、助産院では、お餅(和菓子等)は、母乳育児には欠かせないアイテムとされているようです。

 

特に、母乳が出にくい人がおやつとして食べることを勧めています。

おやつにおにぎりや蒸し芋等を食べるのも良いですね。

 

 

食べるのを控えるべきものは…

控えた方が良い物の一例です。

 

  • 生野菜(体を冷やすため)
  • 脂っこい物ケーキ、脂身等)
  • カフェイン(コーヒー、紅茶等)、アルコール類

 

 

どれも過剰摂取しなければ問題はないとされています。

目安としては、コーヒー紅茶なら1日1〜3杯、ビールならコップ半分程度。

それでも気になる方は、摂取を控えた方が無難でしょう。

 

また、カレールー、シチュー、スパイスや唐辛子などの刺激物もNGです。

 

 

もし、我慢できず食べてしまったら

母乳への影響が気になるけれど、どうしても脂肪の多い物が食べたい時があるかもしれません。

その場合は、食べて2~3時間後におっぱいを絞って捨てるという手もあります。

 

食べた食べ物がおっぱいに出てくる時間は、卵は2~3時間後、牛乳は3~4時間後が目安だそうです。

 

おわりに

母乳は白い血液とも言われます。

それだけ母親の体の状態が影響してくるので、とにかく食べる物にも気を付けましょう。

 

ただし、あれもダメ、これもダメでは疲れてしまいますね。

育児に最もよくないのはストレスです。

母乳には良くないけれど、食べたい物があったなら、一口だけ食べてみるのもおすすめです。

一気に食べず、1つを朝・昼・夜と数回に分けて食べるのもよいでしょう。

 

授乳期間は長いので、上手に付き合って下さいね。