部下・後輩が言うことを聞かない!職場の人間関係を円滑にする「思考パターン」の変え方

執筆者: 梶山佳世 職業:フラクタル心理カウンセラー・MBIPサクセストレーナー
はじめに

こんにちは、フラクタル心理カウンセラーの中村佳世です。

 

フラクタル心理学とは

心理と現象が、フラクタル(相似形)の関係にあることを解き明かした心理学です。
今起こっている現象から深層心理を読み解き、問題を起こしているネガティブなパターンを解除します。
そのことで、問題を根本から解決でき、あなたは本当に望む人生を歩めるようになるのです。


今回は「部下が言うことを聞かない」にフォーカスして考えてみましょう。

「100%」人は鏡である

新入社員が入社し、後輩が出来て、指導者の立場になったという方もいらっしゃるでしょう。

新入社員の皆が素直に言うことを聞き、早く仕事を覚えてくれたら良いのですが、部下も言うことを聞かないことがあります。

 

言うことを聞かないのは自分?

フラクタル心理学では「人は鏡」と言います。

しかも、自分の周囲360度が自分なのです。
ということは、相談者ご自身が、言うことを聞かない人ということになりますね。

 

さて一体、どういうことなのでしょうか。

 

 

子供の頃の態度が現在に影響する

「そんなことはない、自分は上司の言うことを聞いている」と反論したくなるかもしれません。

 

子供時代を振り返ると…

それでは、ご自身の子供の頃を思い出して下さい。

 

あなたは、親の言うことを聞く子供でしたか?
両親の言うことに素直に「はい」と従っていたでしょうか。
「片付けをしなさい」と言われて「えー」などと言ってはいませんでしたか。
兄弟喧嘩をして、母親に「謝りなさい」と言われても、頑なに「でも」「だって」と言っていたのかもしれません。


口に出さなくても、心で思えば同じです。

 

 

親への反感を思い返してみる

また、些細なことで親を悪く思ったり、拗ねたり、勘違いをしていなかったでしょうか。
両親は、自分の事を全然分かってくれない、などと思っていたかもしれませんね。

 

子供時代の態度=部下の態度

驚くべき事に、子供の頃の態度が、現在に影響を与えています。

子供の頃に自分が親にとった態度と、現在、部下が自分にとっている態度が相似形(フラクタル)になっているのです。

 

思考パターンが現実を作る

両親に対して少しでも腹を立てたことのある方は、実は親を否定し、滅ぼしています。
腹を立てる・否定する・滅ぼす・殺すなどは、同じ型(パターン)なのです。

 

不要な思考パターンは消す

「思考が現実化する、100%例外なく」と、フラクタル心理学ではお伝えしています。
ですので、いらなくなった思考パターンは自分で消すことが可能です。
部下が言うことを聞かないことへ繋がる思考パターンは、もう必要ないですよね。

では、どうやって消しましょうか。
今回は、誰にでも出来る簡単な方法を試してみます。

親への謝罪は、今の自分の思考を変える
親に謝る

実際、面と向かって謝ることはありません。
まず鏡の前に座って下さい。
そして、子供の頃の自分の良くない行動や態度を謝りましょう。

  • 些細なことで怒ってごめんなさい。
  • 人をいじめてごめんなさい。
  • わがままばかり言ってごめんなさい。
  • 人の物を盗ってごめんなさい。
  • 拗ねて素直じゃなくてごめんなさい。

 

100回でも、気が済むまで謝ってみましょう。
できれば寝る前に、気持ちがすっきりするまで数日間続けてみましょう。

 

おわりに

子供の頃、自分が両親にとった態度は、意外にも現在に悪影響を与えています。
両親は、自分が最初に思考した自分であると心得ましょう。

 
 コラムニスト情報
梶山佳世
性別:女性  |   現在地:広島県  |   職業:フラクタル心理カウンセラー・MBIPサクセストレーナー

1972年広島県生まれ。フラクタル心理カウンセラー・MBIPサクセストレーナー。元オーガニックファーマー。
20歳の頃より、心と体、自然の仕組みについて探求を始める。宗教・自己啓発・有機農業などを学び、2012年フラクタル心理学に出合い、
2014年3月 フラクタル心理学マスターコース上級修了
2014年5月 フラクタル心理カウンセラー取得
2014年8月 TAWフェロー取得
2015年1月 MBIPサクセストレーナー
を、修了。

梶山佳世のブログ
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