集めたくなる昭和レトロ雑貨♪時代と共に姿を消した「くろんぼグッズ」の食器&玩具たち (1/2)

執筆者: ヒノマル モンキィ オダ
規制の多い現在の目で見ると、かなりパンチがある「昭和レトロ」の世界

いわゆる「昭和レトロ」の時代というのは、今からかれこれ40年とかそれ以上前ですから、当時”普通”だったことに、違和感を感じることもしばしばあります。

 

現在では絶版になってしまった「ちびくろサンボ」と言う童話が図書館にも学校にも何事も無く置いてあったり、「ジャングル黒べえ」と言う、なかなかパンチの効いたタイトルのアニメがゴールデンタイムに放送されていたり。

 

カルピスやタカラ(現タカラトミー)と言った大手企業でさえも、黒人をモチーフとしたイラストを自社のロゴマークに使用したりと、今では半ばタブー化している「黒人モチーフのキャラクターやデザイン」が、当たり前に使用されていました。

雑貨の世界も例外ではなく、そうした黒人モチーフの、いわば「くろんぼグッズ」が数多くありました。

愛くるしい顔立ちの昭和レトロ雑貨

どうですか、この愛くるしい顔立ち。
モノとしてはマドラーなのですが、この可愛らしさは昭和レトロならではと言った感じです。


 

「クロンボマドラー」改め「サンキューマドラー」

当時「クロンボマドラー」と言うズバリな商品名で販売されていましたが、さすがにズバリ過ぎたのか、のちに「サンキューマドラー」と名前を変えて販売されていました。

 

 

クロンボマドラーの後釜「コンゴマドラー」

こちらもマドラーです。

クロンボマドラーの後釜的に販売されていたようなのですが、名前は「コンゴマドラー」と言います。

 


「クロンボ」がダメなら「コンゴ」でどうだ、と言う訳でもないでしょうけども、それはそれで問題がありそうな気がします。

クロンボマドラーのデフォルメされたキュートさとは対照的に、なかなかにリアルな作りです。

 

 

カラフルなシルクハットがキュート♡

これはフォークセットなのですが、柄の部分がクロンボ君になっています。

 

 

表情と言い、カラフルなシルクハットと言い、"くろんぼグッズ"と言うカテゴリに押し込めてしまうには勿体ないくらいの可愛らしさです。

 

 

 
 コラムニスト情報
ヒノマル モンキィ オダ
性別:男性  |  

昭和のレトロな雑貨のお店「ヒノマルマート」店主です。

ヒノマルマート-昭和の雑貨と古着のお店
http://hinomaru.shop-pro.jp/

 

 生活のコラム