こんにちは、カクテル案内人の村田紘子です。

「バーに行ってメニューを見ても、何を頼んでいいのか分からない」という声をお聞きすることがあります。

恐らく、多くのバーでは、ベースのお酒の種類ごとにメニューを作成しています。

今回は、このベースのお酒（スピリッツ・蒸留酒）ごとに、メジャーなカクテルをご紹介しますので、ご自分に合ったカクテルを見つけてくださいね。

ウォッカは、主に穀物を原料とした蒸留酒です。

無味無臭というのがウォッカの特徴で、カクテルベースとしては一番よく使われています。

• スクリュードライバー（ウォッカ、オレンジジュース）
• モスコミュール（ウォッカ、ライムジュース、ジンジャーエール）
• ソルティードッグ（ウォッカ、グレープフルーツジュース、塩）
• シーブリーズ（ウォッカ、グレープフルーツジュース、クランベリージュース）
• ブラッディメアリー（ウォッカ、トマトジュース）

• バラライカ（ウォッカ、オレンジリキュール、レモンジュース）

もともとオランダの医師が、解熱剤として作ったお酒です。

ジュニパーベリーというデトックス作用のあるハーブを軸として、数種のハーブや果皮が使われています。

そのため、少し苦味や薬っぽさを感じることもあります。

• ジントニック（ジン、ライムジュース、トニックウォーター）
• ジンフィズ（ジン、レモンジュース、シロップ、ソーダ）
• シンガポールスリング（ジン、チェリーブランデー、レモンジュース、シロップ、ソーダ）

ラッフルズホテルで味わえるシンガポールスリングのオリジナルレシピは、もう少しリキュールが入るため、かなり甘くなります。

• ネグローニ（ジン、カンパリ、スイートベルモット）
• ホワイトレディ（ジン、オレンジリキュール、レモンジュース）
• マティーニ（ジン、ドライベルモット、オリーブ）