電報(祝電・弔電)の送り方とマナー。意外なシーンでの使い方も紹介
電報と言えば、冠婚葬祭で使用するイメージが強いかと思います。
しかし、最近ではその用途も広がり、凝ったデザインやプレゼントとしても活用されているのです。
ディズニーの祝電サービスが一例ですね。
今回は、電報の打ち方やお勧めの使い方をご紹介します。
NTTなんどの電話会社をはじめ、電報を専門に取り扱っている会社も複数あります。
当然ながら、電報各社によって料金や品揃えなど異なるので、事前にインターネットで調べておきましょう。
インターネット環境が整っていない状況の時は、電話申し込みができる電話会社や、窓口で申し込める郵便局の電報の利用なども便利です。
電報各社によって多少の差がありますが、申込み時には下記の情報が必要になってきます。
- 相手又は会場の住所・電話番号
- 相手の名前(会場に送る場合は、会場名も必要)
- 送る日時(会場に送る場合は、式典開始日時も必要)
- メッセージ
最近では、インターネット申込みが主流になってきていますが、会社によっては電話、窓口などで申し込めます。
また、クレジットカードはもちろん、電話料金からの引き落としができる会社もあります。
祝電を送る際の、注意事項をご紹介します。
午前中の式典の場合は、前日に届くようにしましょう。
その際、前日に会場で受け取ってもらえるかの確認をお忘れなく。
午後の式典の場合は、式典開始の2時間前には届くように申し込んで下さい。
結婚式の場合、新郎新婦ともに面識のある場合は連名にします。
面識のあるどちらかだけでも構いません。
また、入籍後でも旧姓で送りましょう。
結婚して何年も経ってからの結婚式であれば、現在の姓で送っても問題ありません。
弔電を送る際の、注意事項をご紹介します。
葬儀や告別式の前日までに届くようにします。
どうしても間に合わない場合は、葬儀前までには届くように申し込みましょう。
また、送るのが早過ぎると、受取人が不在という事態にもなりかねませんので注意して下さい。
基本的には、喪主の方のお名前で送ります。
喪主の方以外に送る場合は「(喪主の方のお名前)様方、(受取人のお名前)様」としましょう。
お葬式が自宅で行われるのであれば喪家へ、斎場などの場合は、斎場気付にします。
冠婚葬祭以外での利用例です。
- 誕生日
- 出産
- 入学・卒業
- 就職・退職
- 父の日・母の日
- 入院見舞い
- 来日客への歓迎
メッセージのみではなく、バルーン電報・ハート電報・デコレーション電報など、記念となるプレゼントの付いた電報の種類も多数あります。
- ぬいぐるみ
- 生花
- ボトルドフラワー(生花禁止の病院などでもOKとなる、ガラスケースに入った花)
- プリザーブドフラワー
- 食品(お茶やチョコレートなど)
- 雑貨(文具などの小物)
他にも、日本らしい漆の小箱付き電報などを、来日した方の滞在先に送ると喜ばれるようですよ。
手軽なSNSやメール等が当たり前になっている現代では、電報はお金も手間も掛かる物かもしれません。
しかし、あえて電報を使うことで、相手を思いやる気持ちに重みを持たせることができる気がします。
時代と共に電報も進化しています。
ぜひ一度利用してみて下さいね。
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