こんにちは。フローリストの宇野知子です。

秋の収穫祭の季節。

代表のひとつに挙げられるカボチャ。

お家でも、街角でも、飾られることが多くなりました。

確かに、ずんぐりとまあるいフォルムと、何とも実った感溢れるビタミンカラー。

収穫祭のメインにぴったりですね。

今回は、収穫祭やハロウィンの飾り付けにおすすめな「カボチャ」について書かせて頂きたいと思います。

カボチャには、「食用のカボチャ」と「観賞用のカボチャ」があることをご存知でしょうか？

カボチャですので、もちろん食べることは可能です。

でも、観賞用は甘くないのです。甘くないので腐りにくい。

長い期間、飾って楽しむことが出来るように、甘さを重視せず栽培されています。

今回ご紹介します観賞用のカボチャは、花屋さんやスーパー、道の駅などの直売所、最近ではインターネットでも売られています。

輸入のものも多いのですが、国産のものもあります。

カボチャが入れられた箱も可愛らしく、観賞用と分かりやすいので、箱も一緒にディスプレイして販売されたりしています。

カボチャは、ウリ科のカボチャ属の植物の実です。

大きく分けて3つの種類があります。

観賞用のカボチャとしては、ペポカボチャが一番多いかと思います。

「オモチャカボチャ」や「オバケカボチャ」と言われるように、手の上に乗るほどの小さめのサイズで、形も色も個性的なものが可愛らしいようです。

単色やツートンカラー、しましま模様のひょうたん型も。

カボチャらしい形のオレンジ＆白のしまもよう。

オレンジのラインがあるものもないものも。

白とグリーンのシックなカボチャ。形も不思議。

いぼいぼが個性的です。

そして最後に、ビッグなカボチャ。

収穫祭の飾り付けに欠かせないカボチャ。

今回ご紹介したのは、観賞用の中でもごく一部です。

面白いカボチャ、お好みのカボチャを探してみるのも楽しいですね。

テーブルに転がすだけでも収穫祭の気分を味わえますし、食用のカボチャ料理と合わせて、秋の恵みに感謝しながら楽しみましょう。