「ハローワーク公共職業訓練」活用法!再就職・転職者に嬉しい5つのメリット (1/2)
仕事を失って次の仕事を探そうとしても、自分には特別なスキルはないし、スキルを得るための時間的余裕もないと思って苦しんでいる人は多いと思います。
ネガティブシンキングになりがちな就職活動ですが、ハローワークをうまく活用すれば、新たな世界へ飛び込むチャンスを得る事は可能なのです。
ハローワークというと、就職先を紹介してくれるだけのところだと考えている方も多いと思いますが、実はそれだけではないのです。
なんと、ハローワークで職を探しながら、自分のスキルをアップさせることができるのです。
それが「公共職業訓練」という制度。
今回はこの制度について紹介してみたいと思います。
雇用保険を受給しており、ハローワークに求職申し込みをしていることが条件になります。
ただし、学生は訓練を受けることができません。
仕事に就くうえで必要な知識や技能を、実践を通してマスターする事ができます。
コースによっては、訓練終了後に資格を取得することもできますので、次の就職活動においてより優位な状態で仕事を探すことが可能になります。
しかも訓練終了後には、訓練施設とハローワークが就職先を斡旋してくれる場合もありますので、スムーズに職場を見つけられます。
1カ月、3カ月、半年、1年間だけではなく、2年間という長い期間も設定されています。
雇用保険の受給資格があるうちに公共職業訓練を行った場合には、訓練終了まで失業手当が延長されますので(例外あり)、先を心配することなく最後まで訓練に集中することができます。
自己都合退職による3ヶ月の給付制限期間中でも、職業訓練を開始した時点で、制限が解除されて雇用保険の支給が始まるので、失業後すぐにでも訓練を開始することができるのです。
面談や書類など色々と手続きが面倒な失業保険ですが、公共職業訓練を受講すると、訓練校側が手続きを代行してくれるのです。
訓練中には失業保険以外にも「通所手当」(交通費、上限あり)や、「受講手当」(昼食代)なども給付されます。
ただし、「教材代」や「作業服代」などは自己負担となることが多いです。
職業訓練を行う際に家族と別居しなければならない場合には、「寄宿手当」も支給されます。
それでは、どのような職業訓練を行えるのでしょうか?
以下に紹介してみたいと思いますが、かなりの種類があります。
人事・労務・能力開発、経理・財務、営業・マーケティング、生産管理、法務・総務、広報・広告、物流管理、情報・事務管理、経営企画、国際業務、階層別教育、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキル、語学、ビジネスリテラシー、資格・検定
機械加工(切削・研削系)、成形加工(板金・溶接系)、機械制御、生産システム、測定・検査・試験、機械保全、車両、資格試験
電気工学、電子工学、制御工学、光・音響・画像処理、計算機支援技術、資格試験
情報処理/コンピュータリテラシー、オペレーティングシステム、プログラミング言語/技法、システム設計、信号処理/画像処理/ CG/マルチメディア、データベース、通信/ネットワーク、資格試験
化学、塗装技術、資格試験
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