自信がない自分が嫌い!否定的な心理の原因と「自己肯定感」を高める方法
皆さんは自分のことが好きですか?
『自己肯定感』という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。
『自己肯定感』とは、一言で言うと「自分を愛している」「自分は大切な存在である」と思える心の状態のことです。
この自己肯定感がなくなると、人はどんどん自分に自信がなくなり、社会との接点を自らなくしていくように、私は感じてなりません。
今回は『自己肯定感』が低い人の自己対処法をご紹介します。
『出来ないことは出来ない』『わからないことは分からない』ということを、相手に伝えることは大切なことです。
もちろん、仕事をする以上、初めからそれでは困ります。
まずはチャレンジ。
そして上手く行かなかったときに誰かに相談してみる。
そして、駄目なら『出来ません。わかりません』と伝えることが、大事だと思うのです。
分からないのに分かったふり、出来ないのに出来てる振りをする。
これでは、最後に周りの人たちに多大な迷惑をかけてしまいます。
このような状態に陥る原因は、「分からない、出来ないと言うと怒られる(自分はいらない存在と思われるのではないか)」という恐怖心によるものが大きいかと思います。
ある程度、自己暗示的に「自分は今は出来ない(分からない)、けれど後から出来る(覚える)から問題ないんだ」と考えるのがよいでしょう。
出来ない自分を一旦受け止めることが大切です。
もし相手が悩んだ末「分かりません」とアドバイスを求めてきた場合は、どうか相手を否定するような言葉は言わないであげてください。
否定をされる恐怖心は、自己肯定感を低くさせます。
自分以外の人から(例えば親、先生、親戚、友達から)自分を認めてもらう、自分は必要とされていることを、子供の頃に感じないと、その人は自分の存在意義に疑問を持ち始めます。
周りの人たちから、否定ばかり受けていると、自己肯定感が下がり、自分はここにいていいのかと考え始めるでしょう。
いじめはその一例に挙げられます。
もし現在、そのような状況に陥っている場合は、まず先に自分で自分をメンテナンスする必要があります。
周囲を変えることは困難です。
であれば、自分を回復させるのは自分ということになります。
毎晩、入浴時や眠る前などのリラックスした状態で、「今日、自分が出来た良いこと」を3つ、思い返してみましょう。
どんなに小さなことでも良いのです。
遅刻しないで会社に行けた、でも構いません。
続けていると、脳の思考は自然とポジティブなことを率先して感じることが出来るようになります。
ダメ出しばかりでは、人の気持ちは弱っていきます。
言っている方は、注意しているつもりで、気持ちがいいと感じてるかもしれません。
しかし、ダメ出しをされている人は、居た堪れない気分になってきます。
そのために、とにかく自分を認めてくれる友達や仲間が必要になるのです。
その人に『あなたがいないと困る、あなたが必要』と伝えていかなければなりません。
特に、自己肯定感は幼少期の環境に強く影響されますので、お子さんをお持ちの方は、ぜひ子供に『あなたを愛している、あなたが必要だ』伝えてあげてください。
『自分が自分を好きである』、このことがある限り、少しくらいの嫌なことでも乗り越えて行ける力がつくのではないでしょうか。
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