「あんこ」は太る?ダイエット中のお菓子なら、あんこが入った和菓子が効果的。小豆には女性に嬉しい栄養効能がギュッと詰まっていました。

洋菓子より和菓子、ケーキよりあんこ。

ダイエット中、どうしても甘いものが食べたくなるのが最大の罠。

バナナやココア、ナッツ類で代用をしても、さらに甘いものが食べたくなるのがダイエッターの悲しい性質です。

 

しかし、そこでケーキやプリンなどの洋菓子に手を伸ばすのであれば、あんこなど和菓子を選んだ方が、ダイエット的には正解。

 

今回はあんこの嬉しい健康・美容効能をご紹介します。

 

 

あんこのカロリーは?

気になるのが、あんこのカロリー。

 

砂糖が含まれていない「こしあん」の場合、100gで約155kcal。

砂糖が含まれている「つぶしあん」の場合、100gで約250kcal。

 

「つぶしあん」は一般的によく見る粒あん、小倉あんであることが多く、手作りの砂糖なし以外は後者のカロリーで見るのが良さそうですね。

 

あんこの嬉しい栄養素

あんこの原材料である「小豆」には、以下のような女性におすすめの効果が豊富です。

小豆の約半分は炭水化物(でんぷん)、2割がたんぱく質、残りは各成分で構成されています。

 

食物繊維で便秘解消

小豆の特徴として、食物繊維が非常に豊富なことが挙げられます。

 

便のかさを増やす「不溶性食物繊維」や、血糖値の上昇を抑える「水溶性食物繊維」が含まれているので、便秘解消をしたい方には特に摂取して欲しい食材です。

 

良質なたんぱく質が豊富!

量自体は少ないものの良質なたんぱく質が含まれており、筋肉や血液、臓器などを作る上で大切な要素。

小豆は脂肪分が少ないたんぱく質を持っているため、基礎代謝を上げる意味でダイエット向きと言えます。

 

ビタミンB群で代謝促進

糖質をエネルギーに変えてくれるビタミンB1を含んでいるのが嬉しいところ。

ほか、お肌を整えるB2、B6も含まれています。

 

ミネラルでむくみ解消

小豆に含まれるミネラルで余分な水分の排出がされ、むくみを溜めない効果が期待できそうです。

ほか、ミネラルの1つ「鉄分」も豊富なので、女性に多い貧血にも効果的。

 

生理中に甘いものが食べたくなった時におすすめしたいですね。

 

サポニンで中性脂肪を抑える

小豆特有のサポニンは、コレステロールや中性脂肪を抑える働きを持ち、生活習慣病の予防に役立ちます。

 

実は小豆にもポリフェノールが

ワインなどで有名なポリフェノールですが、小豆にも「カテキングルコシド」や「アントシアニン」というポリフェノールが含まれています。

 

老化を促すと言われる「活性酸素」を除去する働きがあるので、アンチエイジング食材スイーツ版として期待できそうですね。

 

脂質が少ないのでダイエット向きのお菓子

ダイエット中にどうしてもお菓子を食べたいという場合は、洋菓子より和菓子をお勧めします。

それは、和菓子に含まれる「脂質」の摂取量が、洋菓子より低いことに関係します。

 

例えば、あんこが包まれたおもち1個と、ケーキの脂質を比べてみましょう。

 

大福もち(1個)
  • カロリー 約100~200kcal
  • 脂質 約0.5~1g

 

ケーキ(1個)
  • カロリー 約350kcal
  • 脂質 約25~30g

 

洋菓子は生クリームやバターなどを使用しているぶん、カロリー、脂質ともに高い傾向にあります。

ヘルシーなダイエットおやつとして食べるなら、和菓子が優勢です。

 

 

おわりに

あんこ菓子と一緒に、カテキン効果がある緑茶と共に頂くことで、脂肪の吸収を緩やかにしてくれる効果も期待できます。

 

ダイエット中でどうしても甘いものが食べたくなったときは、出来るだけお砂糖を減らしたおしるこやおもちなどを頂いてみましょう。 

 

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