8割が歯周病!?歯周病になりやすい6つの原因と予防法

身近な歯の病気「歯周病」。原因と予防法についてお話しします。正しい歯磨きやオーラルケアで、口内老化対策を行いましょう。

執筆者: 大森 美有 職業:アンチエイジングアドバイザー
加齢とともに自分の歯の本数が減っていく…

こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。


みなさんは、歯の健康に気を使っていらっしゃいますか?
美しく健康的な歯は、若々しさが際立ちますね。


歯は毎日使う大切な部分ですが、オーラルケアを怠っている人や、誤ったブラッシングを行っている人は意外と多いようです。
人間の歯の数は、親不知を除くと28本が標準ですが、この28本の歯も、加齢とともに自分の歯の本数が減っていきます。

 

 

その大きな原因は「歯周病」!

歯周病を簡単に説明すると、歯を支える歯茎と骨の組織が壊される病気です。

 

歯を支えている土台が病気にかかれば、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまいます。

非常に怖いですね。

 

30代以上では、およそ8割もの人が歯周病というデータを見かけました。
それほど、身近な歯の病気なのです。

 

 

心筋梗塞・心臓病・糖尿病・脳梗塞を引き起こすことも!

また、歯周病は口の中だけではなく、心筋梗塞・心臓病・糖尿病・脳梗塞といった病気を引き起こす可能性もあるそうです。

歯周病の原因
プラークの付着

歯の磨き方の不十分から、プラーク(歯垢・歯石)が付着し、歯と歯茎の境目に細菌が繁殖します。

やがて、歯肉や歯を支える骨が炎症し、腫れや出血をおこします。


進行すると歯のグラつきや、歯肉が下がって歯が抜け落ちてしまうこともあります。

女性のほうがなりやすい

それは、女性ホルモン分泌とプラーク中の細菌が、密接な関係を持っているためです。

特に月経前にはホルモンのバランスが大きく変わる為、その影響を受けて、歯肉の腫れ・炎症等、起こりやすくなります。

妊娠中は、より要注意

妊娠中はプロゲステロンの増加が原因で、炎症反応が起きやすくなります。


また、つわりにより歯磨きがおろそかになってしまい、口の中の衛生状態が悪くなってしまうと、プラークが溜まりやすくなり歯周病の原因となってしまいます。

歯ぎしり・かみ合わせ

歯ぎしりやかみ合わせの不具合は、歯を傷つけてしまうので、歯周病が起きやすくなってしまいます。

被せ物

被せ物はプラークが付着しやすいため、歯周病のリスクが高まります。

喫煙

喫煙者は約3~8倍も歯周病にかかりやすいそうです。

歯周病を防ぐには
定期検診を受ける

やはり、歯医者さんで定期的なメンテナンスを行いましょう。
定期的な検診が、早期発見と予防に繋がります。

 

歯の正しい磨き方をマスター

また、毎日の正しい歯磨きは、歯医者さんでブラッシング指導を受けるとよいでしょう。

 

歯磨きを習慣づける

「1日3回、食べたら歯磨きをする」習慣を付けることが大切です。

 

1ヶ月に1回、歯ブラシを交換

歯ブラシも、1ヶ月に1回の交換するのがお勧めです。

 

おわりに

歯を失う人の80%以上が歯周病・虫歯が原因であるそうです。
歯が健康であれば、ご自分の歯でおいしく物を食べれますし、体の健康に繋がります。


毎日の正しいケアで、若々しく健康的な歯を保ちたいですね。

 
 コラムニスト情報
大森 美有
性別:女性  |   現在地:東京都  |   職業:アンチエイジングアドバイザー

JAMアンチエイジングアドバイザー取得 
医療機器会社勤務 
2児の母
いつまでも若々しくありたいと願う方々のために、加齢によるカラダの老化を抑え、健康をテーマに若々しさを保つ方法を、コラムを通じてアドバイスできたら幸いです。

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