母子手帳っていつ、どこで貰える?母子健康手帳の使い方
妊娠したプレママが貰う「母子健康手帳」。いつ、どこで貰えるのかは、住んでいる地域の役所や健康センター、または病院などまちまち。出産や病気、予防接種など、手帳のメリットや使い方、活用法を紹介します。
妊娠が分かり、住民登録のある役所や保健センターの窓口で貰える「母子健康手帳」は、感慨深いものがあります。
その場で保健師や担当の方が、母子手帳の使い方をさらっと説明してくれるでしょう。
ですが、母子手帳は妊娠・出産・その後の記録をすべて書き込むもの。
ある程度、理解をしておくと後々の助けになります。
検診の時に必ず持参して、医師や看護師から経過や血液検査など、必要な項目を記入して貰います。
それ以外のページ(ページの上に「妊婦自身で記入してください」と文字があるページ)には、できるだけ詳しく書きこみましょう。
- 成長の記録(ここは、少しずつ書き足していきます)
- 子の保護者
- 妊婦の健康状態等
- 妊婦の職業と環境
妊娠中の経過のページにも「妊婦自身の記録」という箇所があります。
ここは、出産になった時に連絡して欲しい人などを書き込めるようになっています。
里帰り出産を予定されている方は、実家の住所や電話番号を書くことになります。
仕事をされている方は、最後の方のページにある「母性健康管理指導事項連絡カード」が非常に大切になります。
これは、休憩が必要、休みが必要など、さまざまなことを会社へ話を通しやすくするためのものです。
働く妊婦さんに必要だと判断される措置を医師から記入してもらい、会社に提出することができます
最初にこのページを切り取るなどして、A4サイズに拡大しておきましょう。
裏面もありますから、両面印刷するのをお忘れなく。
なお、このカードは、厚生労働省のホームページからも入手することも可能です。
産後1ヶ月・3~4ヶ月と6歳になる年まで記録するページがありますので、そこを記入していきます。
その下には、自由に書くことができる欄がありますので、病気にかかったことや、離乳食のスタート(何をあげたか)など、その時期に気になったことを書くようにします。
歯が生えた日なども、書いておくといいですね。
また、「予防接種の記録」は、予防接種が打てるようになったら使うページです。
アレルギーが見つかった場合も、このページに書きましょう。
「今までかかった主な病気」のページは、自分たちで記入していく必要があります。
はしかや水ぼうそう、手足口病などの伝染性のものが主流ですが、その他も空欄がありますので、病気やけがについても書きましょう。
学校への入学時や入院をするときなど、それらを必ず聞かれますので、書いておくと便利です。
「発育の目安」のページは、検診を受けたときに計ってもらう数値をグラフにするものです。
測ってもらった日に書き込んでおくだけで、成長の具合がわかるようになっています。
お時間のあるときに、まとめて書き込んでもいいでしょう。
6歳までは書くページがありますが、小学校入学までに、ほとんど埋まってしまいます。
最初の見開きページの「成長の記録」も小学校入学日がゴールになっています。
7歳以降は、インフルエンザなどのワクチン接種時に必要となりますし、「今までかかった主な病気」のページを使うくらいです。
ですが、この部分が重要です。
お子さんが大人になってからも必要となる情報ですので、「かかった時期」と「症状の出具合」などを、幼児期と同じように記入しましょう。
妊娠中と産後の数年だけ使うものではありません。
お子さんが大人になってからも必要となるものですので、少しずつ書いて大事にしましょう。
その他にも読んで知識としておくと良い、公費負担の話や、子育てサポートの話など、たくさん載っていますので、もらったらよく読む・よく書くを実践してほしいと思います。
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