珈琲(コーヒー)と食べ合わせNGの食べ物は?注意したい3つの飲み方
コーヒーは健康やダイエット、美容効能があると人気の飲み物。しかしカフェインやタンニン効果により、飲み方に注意したいポイントがあります。
コーヒーは昔は「薬」として使われていたこともあるほど、大変有用な飲み物です。
現在は嗜好品として多くの人に愛されています。
ただこのコーヒー、合わせるものによっては、ちょっとしたトラブルが起きることも。
今回は、コーヒーソムリエの資格を持つ私が、コーヒーと他の食品などの「食べ合わせ」について解説していきます。
コーヒーにはタンニンが含まれています。
このタンニンは、コーヒーに深い渋みをもたらします。
タンニンは強い抗酸化作用を持っているため、生活習慣病になりにくくしたり、肌の調子をよくしたりする効果が見込めます。
また、下痢の症状を改善することも可能です。
ただ、タンニンは同時に、鉄分やミネラルの吸収を阻害するという効果も持っており、貧血気味の人は注意が必要。
そのため、鉄分が豊富に含まれている食材(レバーなど)とはあまり相性がよくないと言えます。
コーヒーと薬は一緒に飲んではいけません。
カフェインが薬の成分に働きかけて、薬が活躍する前に体の外に出してしまうことがあるからです。
これはサプリメントにも同じことが言えます。
薬は必ず水で飲みましょう。
もっとも理想的なのは白湯だと言われています。
ちなみに、コーヒーよりも玉露の方がカフェインの含有量は多いということが分かっています。
そのため、「お茶ならば大丈夫だろう」と考えるのは間違いです。
コーヒーに含まれているカフェインは、私たちの頭をすっきりさせて活動的にさせてくれます。
眠気覚ましと言えばコーヒーという人も多いのではないでしょうか。
しかしあまりにも大量のカフェインを摂取してしまうと、動悸が激しくなってしまったり頭痛が起きてしまったりします。
そのため、過度なカフェインの摂取は控えるべきです。
コーヒーと相性がよい「チョコレート」ですが、これにもカフェインが含まれています。
また、眠気を覚ますためのドリンクなどにも大量のカフェインが配合されています。
もちろん、「絶対に合わせてはいけない」ということはありませんが、適量を守って摂取するようにしましょう。
コーヒーは、昔から人間の友として愛されてきました。
そんなコーヒーを楽しく美味しく飲むために、「食べ合わせ」にも少し気を付けたいものですね。
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Latte Columnist
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