薬は使わない!子供のひどい咳をスーッと緩和させる方法
子供や赤ちゃんの風邪などで、ひどく長引く咳を緩和させる方法をご紹介。薬の副作用が気になる人におすすめの、止まらない咳の和らげ方。
こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。
お子さんが咳をし始めると、すごく心配になりますよね。
軽い咳からゴホゴホ咳まで、種類も様々あり、苦しそうにすればするほど、楽にしてあげたくなります。
今回は、こういった咳を緩和させる方法をご紹介します。
そもそも、咳が出るのはなぜでしょう。
咳は、喉にある異物を体外へ排出しようとするための、体の自然な反応です。
冷たい空気や、煙などを吸ったときにも、咳が出ますよね。
吸い込んだものを外に排出させるために、咳が出るのです。
咳は、無理に止めようとせず、緩和させるのがベスト!
風邪などで咳がひどくなってきている場合、無理に止めようとすれば、喉で起きている炎症を鎮めることは難しくなります。
咳で苦しんでいる我が子を見たら、何かしてあげたくなるのが親ですから、咳を緩和させる方法を使うのが一番だと考えます。
薬を使うと副作用などの心配がありますが、緩和の方法だと安心して行えます。
病院にすぐに駆け込めない、すでに受診をして薬も飲んでいるがおさまらない。
こんな時は、次のような方法を試してみましょう。
上体を起こすことで、咳の原因となっている異物が、喉の奥側に下がっていきます。
そうなると、自然と咳がおさまります。
寝かせている場合は、クッションや枕などを背面へ入れて、上体を起こすようにしてあげます。
乳幼児の場合は、布団に寝かせるよりも、体を起こし背中をさすれるような形の抱き方をします。
親と一緒にいることで、安心をさせることもできますし、上体も起こせます。
さらに背中をさすってあげることができますので、一番いい方法です。
「湿度を上げる方法」は、病院やメディアなどでよく紹介されていますので、ほとんどの方が「咳が出るときは加湿!」と知っていることでしょう。
今回の方法は、高湿度を起こす方法です。
そのため、お風呂場で行います。
お風呂場へ行き、シャワーでお湯を出しましょう。
しばらくすると、蒸気が立ちます。
その中でお子さんを抱っこなどして背中をさすってあげれば、かなりの割合で咳を緩和させてあげることが可能です。
咳が出るということは、異物を攻撃したために出てくる、痰や鼻水の存在があるはずです。
これを体外へ排出させることが必要です。
痰は、小さいお子さんでも出すことができるでしょうが、鼻をかむことができないお子さんの場合は、吸って出してあげます。
出した後は、喉の渇きがありますから、すぐに少量の水分を与えます。
1時間の間に数回繰り返します。
多ければ多いほど、異物を体外へ出し水分補給ができるので、咳を緩和させることに繋がります。
咳が出る理由が分かれば、咳で苦しんでいる子どもを少しでも楽にすることができます。
ただし、病院で診てもらうことを第一としてください。
自宅での看病は、受診あってのものなのです。
|
|
|
|