こんにちは、カラーコーディネーター兼カラーセラピスト・パワーストーンセラピストの安田紀子です。

前回は、国内メーカーの中から、10タイプ分類に基づいて、お勧めの口紅をご紹介しました。

今回は、シャネル「ルージュ ココ シャイン」の新色に注目して、10タイプ分類でお勧めの口紅をご紹介していきます。

カリフォルニアの海や朝焼けの鮮やかな色彩がイメージされた、2016年春のシャネル　ルージュ ココ シャイン。

コレクションの名前もズバリ、「L.A.サンライズ」です。

そのイメージどおりの新色は、3色とも色味がハッキリとした、鮮やかな色です。

一見すると派手な印象ですが、顔にのせるとイメージが変わります。

それでも、色味がしっかりしているという点は変わりありませんので、やはり「似合う色」で選んでいただきたいと思います。

オレンジ色なので、イエローベースのスプリングタイプの方とオータムタイプの方にお勧めしたいところですが、オータムタイプの方は2ndシーズン（2番目に似合う色タイプ）によっては、お勧めできません。

お勧めできないタイプは、2ndシーズンがサマータイプであるソフトタイプ（10タイプ分類）の方と、2ndシーズンがウィンタータイプのディープタイプの方です。

逆にお勧めできるのは、1stシーズンと2ndシーズンが同じオータムタイプのため最終的な分類もオータムタイプに該当する方、2ndシーズンがスプリングタイプであるウォームタイプの方です。

スプリングタイプの方には、1stシーズンがお勧めできる色です。

2ndシーズンも、それほど意識しなくて良いと思いますが、2ndシーズンがサマータイプのライトタイプの方に限っては、注意が必要です。

似合わないことはありませんが、華やかな印象になりますので、全体の雰囲気とは違ってしまう可能性があります。

「いつもと違う元気な私」を演出するくらいの気持ちで、楽しんで身につけてください。

こちらは流行の「青みのピンク」ですが、ベース肌色で分類すればブルーベースの方にしか似合わない色になります。

ウィンタータイプの方には、問題なくお勧めできる色です。

2ndシーズンがスプリングタイプになるヴィヴィッドタイプの方、2ndシーズンがサマータイプになるクールタイプの方も問題ありません。

特に、ヴィヴィッドタイプの方には、ぜひ身につけていただきたい色です。

1stシーズンがスプリングタイプで、2ndシーズンがウィンタータイプのヴィヴィッドタイプの方も似合う可能性が高いので、「イエローベースだから似合わない」と諦めずに試してみてくださいね。

他の2色に比べると、比較的使いやすい落ち着いた色ではありますが、こちらも鮮やかな発色です。

1stシーズンがスプリングタイプ、2ndシーズンがサマータイプのライトタイプの方は、残念ながらあまり似合いません。

お勧めしたいタイプは、10タイプ分類では、ディープタイプの方です。

特に1stシーズンがウィンタータイプで、2ndシーズンがオータムタイプの方は、知的で華やかな印象のメイクに仕上がるはずです。

ウィンタータイプの方も似合いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

シャネルの春メイクから、パーソナルカラー診断の10タイプ分類でのお勧めカラーをご提案させていただきました。

どの色も発色がキレイで鮮やかな色になりますので、抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、春の口紅選びの参考になさってみてください。