栄養&うま味ギュッ「乾物」の魅力6つ!常備菜や保存食におすすめ♪
干ししいたけや乾燥ひじき、切り干し大根などの干し野菜。乾物は栄養が豊富で保存も効くので、料理のアレンジ食材としても優秀なのです。その魅力に迫る!
こんにちは。管理栄養士の首藤真梨子です。
乾物と言うと、ややとっつきにくい印象を抱いている方がいらっしゃるかもしれません。
しかし実際は栄養価が高い、アレンジしやすいなど多くの魅力を持つ食材です。
今回は乾物の魅力についてお伝えします。
乾物は食材を乾燥させて脱水している分、栄養価が凝縮されています。
また天日に干すことで成分が変わり、栄養価がアップする食材もあります。
同時に旨みも凝縮され、その旨みを生かしたものが「だし」です。
乾物には、食物繊維や日本人に不足しやすいと言われているミネラルを豊富に含むものが多いです。
脱水されたことで細菌が発生しにくくなり、カビの発生や腐敗がしにくくなります。
また、天日干しにすることは殺菌・消毒効果があります。
買い置きしておけば、使いたいときにすぐ使うことができるのが魅力です。
しかし保存状態が悪いと、湿気を帯びたり変質したりするので、密封できる容器に入れ、冷暗所での保存がお勧めです。
正しい保存状態であれば、変質を防ぐことができるため、使う分以外は保存しておくことができます。
また、生の状態で見られる、皮を剥いた後や切り分けた後の変色・変質が無いため、必要な量だけカットして使えますね。
既にカットされたものなど、少量だけ取り出しやすいように作られたものも多くあります。
旨みを生かしただし以外にも、調理の仕方によって和食だけでなく、洋食や中華料理と幅広く使うことが出来ます。
煮物以外にも汁物の具材にしたり、サラダにトッピングしたり、炒め物に加えたりなど色々な使い方が楽しめます。
生鮮食品に比べて、四季や天候による価格への影響を受けにくいので、年間を通じて価格が安定しています。
旬のものと組み合わせて使うことで、家計への負担を優しくすることができます。
脱水させることで、食感が変わり歯ごたえが良くなる食材が多いです。
よく噛むことは脳の満腹中枢を刺激するだけでなく、唾液の分泌を促進します。
唾液は食べ物の消化を良くし、身体の中での栄養素の吸収を助けます。
いつもの料理にプラスすることで、食感のアクセントに加えて、内臓の働きをよくすることができますね。
乾物は収穫期に乾燥させて、極寒で農作物が育ちにくい時期のための保存しておくなど、先人の知恵から生まれた伝統食材です。
次回は乾物のお勧めの使い方についてお伝えします。
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専門分野:働く女性の健康サポート、アスリート、スポーツ愛好家の栄養サポート
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