ジブリ映画の怖い都市伝説7選。有名処からマイナーまで噂の真相は? (1/2)
トトロや千と千尋、ハウル、ポニョ、紅の豚に猫の恩返し…スタジオジブリ作品のちょっと怖い噂・都市伝説を紹介します。
日本のみならず、世界的にも有名なスタジオジブリの作品。
この作品を、子どもの頃から大人になるまで楽しんだという人も多いのではないでしょうか。
今回は、このジブリ作品にまつわる都市伝説をまとめます。
ジブリの都市伝説のなかでも、もっともよく知られているのは、「となりのトトロ」のものなのではないでしょうか。
実はサツキとメイはすでに死んでいて、トトロは死神だった、というものです。
その証拠としてよく言われるのが、「サツキとメイの影がない」「母親が2人の姿を知覚していない」などが挙げられます。
これに対する反論は以下の通り。
「影がないのは、昼の間。つまり、太陽がてっぺんに来ている時期なので、影が小さくなっていて見えないのだ」「エンディングでは、作品より後の時系列が描かれている」など、ジブリ公式が見解を発表する騒ぎにもなりました。
なお、有名な「狭山事件」との関係性に関しても、噂のもととなったエピソード(姉の供述など)自体、後から加えられたものとして信憑性は薄いようです。
カンタが当初、サツキとメイの家を「お化け屋敷」と揶揄していましたが、このポイントに関しては、宮崎監督もサツキとメイが引っ越してきた家は「死者の家である」と、徳間書店・宮崎駿著「出発点1979~1996」にて語っています。
異常に日当たりがよく、周囲には畑も家もない田舎の家。
昔、結核病患者が住んで亡くなった家に引っ越してきたという裏設定になっているとのことです。
また、「崖の上のポニョ」にも似たような都市伝説があります。
実はこれは死後の世界の話を描いているというもので、ポニョは人魚姫やワルキューレがモデルだとする説です。
そのため、物語のなかにおいて、歩行困難だった人が走ることができるようになったり、幻想的な風景が描かれていたりすると言われています。
この都市伝説については、宮崎駿監督や音楽を担当した久石譲も、生と死というテーマに触れてはいるが、都市伝説については否定もしていないため、「ガセだ!」と明確に否定することが難しいものでもあります。
台湾の九份を思わせる光景が舞台である「千と千尋の神隠し」には、子どもにはなかなか言いにくい都市伝説があります。
それは、「千と千尋の神隠しは、実は風俗産業がモチーフになっているのではないか」ということ。
かつては「遊女」という意味を持っていた「湯女」という表現が用いられていたり、本名とは違う名前(源氏名)が用いられていたりすることがその理由だと考えられています。
「ハウルの動く城」の主人公であるソフィーは少女であるはずなのに、見た目は90歳を超えているという不思議な設定。
実は、このアイディアは作者の病気が元になっていると言われています。
「牛乳アレルギー」です。
突如発生したアレルギーにより髪の色が変わり、しわが増え、作者の見た目にも影響してしまったようです。
この映画で描かれている少女であるソフィーが突然老婆になる、という設定はここから来ているのかもしれないですね。
この二つの作品には同じキャラクターが登場しています。
それが「バロン」と「デブ猫」。
「バロン」に関しては同じ名前と容姿であり全く同じキャラクターであるように見えます。
違う作品で同じキャラクターが登場するということに、違和感を覚えた方もいるのではないでしょうか。
そんなことから実は、「耳をすませば」の続編ではないかと囁かれています。
月島雫が「耳をすませば」の作中で描いた作品の中にも「バロン」が登場することから「猫の恩返し」は月島雫が書いた物語なのでは?と言われています。
「耳をすませば」ファンとしては、こういった形でリバイバルされるのはとても嬉しいことですよね。
「紅の豚」の主人公の名前は、ポルコ・ロッソ。
実はこれは、映画のタイトルをそのまま意味していると言われています。
イタリア語でロッソが赤で、ポルコが豚なのだとか。
そして、ヨーロッパでは「この豚野郎!」という言葉は、「この臆病者!」ということを意味すると言われています。
主人公のポルコ・ロッソは自分以外の人間に対して、非常に臆病であり慎重な部分が見られます。
こういった性格を住めしているのが「豚」という設定だったのではないか、と噂されているのです。
戦時中の兄弟の悲劇を描いたこの作品は世界中から高い評価を得ています。
しかしこの映画、「死んだ兄妹が永遠に悪夢を見続けている」という都市伝説があるのです。
|
|
Latte Columnist
|
|