わらび餅と葛(くず)餅の違いって?夏の和菓子の種類と作り方 (2/2)

夏に食べたい和スイーツといえば「わらび餅・葛餅・葛切り・久寿餅・水饅頭」。原料や作り方など、違いを解説。

執筆者: 柳澤ゆり子 職業:日本茶サロン主宰/日本茶アドバイザー/煎茶道師範

江戸時代後期から江戸ッ子に愛されている和スイーツです。

 

 

おわりに

多少は違いがおわかりいただけたでしょうか?
夏はどうしても冷たい物を欲しますが、身体を冷やしすぎないよう気をつけながら頂きたいものですね。

 

ちなみに、葛粉は身体を温め血行をよくすると言われ、風邪をひいたときにお世話になる「葛根湯」にも使われています。

夏に葛を摂取する事は実は理にかなっているのかも知れませんよね。


ひんやり和スイーツと上手につきあって、夏を美味しく涼しくかつ健康に乗り切りたいですね。

 
 コラムニスト情報
柳澤ゆり子
職業:日本茶サロン主宰/日本茶アドバイザー/煎茶道師範

自宅サロンにて「季節の和菓子と楽しむ日本茶サロン」及び「風呂敷塾」主宰。
身近な日本茶や和菓子・風呂敷から、四季のある日本で暮らす幸せを再認識して頂けたら♡と思い「美味しく楽しく美しく♪」をモットーに活動中。

煎茶道師範としても(まだまだ駆け出しではありますが)お稽古をさせて頂いております。ふろしき研究会所属。

ブログ:柳澤櫻園の『和の茶論(サロン)』かまくら http://wanosalon7.exblog.jp

 

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