棚や収納をおしゃれに演出!プロが教える、海外風キッチンの作り方
海外風のおしゃれなキッチンを実現するためのポイントとは?ごちゃごちゃした収納をすっきりさせる方法など、可愛いれな台所にしてみませんか?
こんにちは、インテリアコーディネーターの林通子です。
海外のドラマや映画を見ていて「素敵なキッチン!」と思うこと、よくありますね。
Web上にも人目を引くようなキッチンの写真がたくさん取り上げられています。
日本でも海外でも毎日使う大切な場所であることに変わりはありませんが、日本では「家族のプライベートな空間」と捉えられがちなキッチンが、海外では「お客様に入っていただいても大丈夫なオープンな空間」と考えられているようです。
今のキッチンの形はそのままでも、ちょっとした工夫で、憧れの海外風キッチンになるコツはあります。
今回は、おしゃれにセンスアップするポイントについてお話ししましょう。
まずは、好きなキッチンのインテリアスタイルを決めます。
- ナチュラルな優しいスタイル
- 北欧風スタイル
- モノトーンのようなモダンスタイル
- ポップなカジュアルスタイル、など
システムキッチンがよく使われている日本のキッチン。
その場合、キッチン本体のカラーや材質を変えることは容易ではありませんが、いくつかのポイントを実践し、イメージを変えるために、お気に入りのスタイルを選びましょう。
海外ではいろんなスタイルを取り入れたようなMIXスタイルもよく見られます。
ですが、海外のように広めのキッチンでなければごちゃごちゃした感じになりがちなので、日本のキッチンでMIXスタイルにしようと思うと、高度なテクニックが必要になりますね。
見える収納を取り入れたキッチンでも、ものを置かないようなスッキリしたキッチンでも、キッチンに置くものは厳選しましょう。
100円ショップで買ったものや、便利グッズ、買ったままの食材などをそのまま置いておくことはやめましょう。
また、三角コーナーやゴミ箱もできる限り人目につかないようにしましょう。
安っぽく見えたり、生活感が出たりしてしまいます。
「見せたいもの」だけを置くぐらいの気持ちで、選んだものだけを置くようにしましょう。
ワンルームやコンパクトなスペースのキッチンでは、「ものをしまうタイプ」のキッチンはすっきりと見えますが、見せる収納タイプのキッチンの場合は、雑多な感じや詰まったような感じがでてしまいがちです。
きっちり置くのではなく、収納スペースや棚に空いているスペースがあるくらいの収納にしましょう。
この抜け感が、コンパクトなキッチンにも広がりを持たせてくれます。
外国のキッチンで人目を引くポイントは、色使いにあります。
シンプル&シックスタイルのキッチンでは「シルバーやゴールド」、ナチュラルスタイルやカジュアルスタイルでは「赤やグリーン」などのカラフルな色がアクセントカラーとしてよく使われています。
お気に入りの色をアクセントカラーとして決め、キッチン用品や食器、小物などをアクセントカラーのものにすると表情豊かなキッチンに見えます。
海外のキッチンでは、花やグリーンが飾られているのをよく見かけます。
これもおしゃれなキッチンに見えるポイントの一つです。
キッチンカウンターなどやシンクスペース、窓辺などにグリーンを飾りましょう。
葉が小さめのものや埃のつきにくい観葉植物、ハーブ類などの小さなグリーンでも十分です。
フレッシュな緑色があると、キッチンの印象はグッと生き生きとしたものになります。
キッチンは、衣食住のうち「食」を扱うスペースであり、住まいの中でも最も大切な場所の一つです。
特に主婦の皆さんがキッチンで過ごす時間は、一日のうちでもかなりの時間になります。
そんなキッチンが、海外風のキッチンなら…。
そんな理想の思いだけで終わらず、ワクワクしながら料理できるようなおしゃれなキッチンにイメージチェンジしましょう。
ポイントを一つでも試してみてください。
あなたのキッチンがきっと変わります。
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京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)
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