LINEが返ってこない!「LINEの未読無視・既読無視」は9割脈なしである
LINEの未読スルーをする心理とは?未読無視と既読無視の違いや、どうしてもラインメッセージを開いて欲しい場合のテクニックも紹介。
こんにちは、心理カウンセラーの小日向るり子です。
スマホの普及に伴い、他人との連絡ツールとして主流になった「LINE」での連絡。
LINEがメールと決定的に違うところは、「自分の送信したメッセージを、相手が読んだか読んでないかが分かる」ということと、読んだ場合は「何時何分に読んだか」が分かるところですよね。
これは大変便利な機能ですが、一方で増えているのが、LINEの未読既読に心が乱されてしまうケースです。
そして、そこから派生して、返信がない場合でも「未読で無視」と「既読で無視」の時の違いについても悩んでしまう方が増えています。
今回は、この「無視(スルー)」という状態について、それをする理由や心理について解説したいと思います。
LINEのデフォルト設定では、LINEが着信したときの通知設定はオンになっています。
従って、人為的にオフにしない限り、送信文の冒頭の十数文字まではアプリを開かなくても「誰から」「どのような感じの」LINEがあったかというのは分かります。
それを数日たっても既読にしないということは、「既読にする意志がない=読んで返信するほどの熱量があなたにないですよ」という相手の意志表示だと考えるのが妥当でしょう。
もし、それが意中のお相手だった場合、簡単に言ってしまうと「脈なし」の可能性が高いです。
人は誰でも好きな相手の気持ちが自分にあると思いたいものですので、「携帯が壊れた?いや、どこかでなくしてしまったのかも?」「きっとズボラな性格なんだ」などと、相手にやむを得ないトラブルを考えがちですが、その可能性は正直かなり低いと思っていた方がよいです。
LINEはパソコンやiPadからでもできますし、Facebookやツイッターなど、相手に何等か「自分は今、携帯が使えないですよ」と伝える手段はあります。
相手の方が本当にあなたと連絡をとりたいと思っているのであれば、未読無視が「何日も」続くことは通常考えられません。
未読無視と既読無視は、どちらも返信をしないという点では「とりあえず今はあなたとコミュニケーションをとる気持ちがない」という意味で同じです。
では、未読と既読の違いは何かというと、その人の性格の問題であることが多いです。
几帳面で責任感の強い人は、そうであればあるほど「LINEを既読にしたら、すぐに返信をしなければいけない」と考えています。
ですので、自分に返信する時間がない場合や、予測できる内容から即返信する必要がないと判断した場合は、「あえて」開かないのです。
同じ無視でも、未読無視は相手の状況すらも全く読めないという点で、ある意味既読無視より辛い状態ですよね。
もし、どうしても既読にさせたい場合は、裏ワザ的になりますが「画像」を送信してみましょう。
画像を送信すると「画像が届いています」もしくは「写真が届いています」という通知文面になりますので、相手は「なになに、画像?写真?」と気になって、思わず開いてしまう確率が高くなります。
スタンプの場合は「スタンプが送信されました」という通知になりますので、スタンプでは効果が期待できず、無意味です。
現在は、ネットでスタンプ的な画像を拾ってくることができますので、そうしたものでもいいと思いますし、あたりさわりのない写真を送ってみてもいいでしょう。
ただ、これは相手にあなたの意図がバレてしまうとさらに嫌がられてしまう原因にもなりますので、最後の手段的に考えておいてくださいね。
なお、今回のコラムは、既読にならない理由が「ブロックされているため」という状況は除外しています。
今の時代、心穏やかに日々を過ごすためには、LINEだけではなく個々が自分の性格と照らし合わせてSNSとの付き合い方を考えていくことが大切ですね。
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カウンセリングスペース「フィールマインド」代表カウンセラー。
15年間の出版社勤務の傍ら、ボランティアでNPO自殺予防ダイヤルの電話相談員をはじめたことがカウンセラーを志すきっかけとなりました。
退職後は派遣やアルバイトで働きながら(社)日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラーの資格を取得し、その後公的機関のセクハラ相談員を経て自身の会社「フィールマインド」を設立しました。
フィールマインドサイト:http://feel-mind.net/index.html
関係(恋愛・職場・友人)/ 恋愛関係 / メンタル疾患 / 性に関する悩み/ のご相談を得意としています。
エキサイトお悩み相談室登録カウンセラー:http://counselor.excite.co.jp/
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