LINEを既読スルーされた…脈なし?不安解消法を心理のプロが解説。 (1/2)
ラインやメールで既読スルー。彼氏や好きな人から返事がないと不安になる心理と解消方法を解説。
こんにちは、心理カウンセラーの吉田亮介です。
LINEなどで意中の彼にメッセージして、「既読」になったのに返信が来ない…。
そんな経験はありませんか?
- 「何で開いたのに返信くれないんだろう?」
- 「『既読』になってるけど読んでないのかな?」
- 「私、変なこと書いたかな?」
- 「何か、マズイこと言ったかな…」
こんな風に頭を悩ませたかもしれません。
不安で彼にメッセージをたくさん送ってしまったり、それによって彼が引いて、関係がこじれてしまったりするケースもあります。
まだ交際前なら、そのまま連絡が取れなくなってしまうこともありますね。
あなたがそんなに不安になってしまう理由として、次のようなことが考えられます。
過去に彼に浮気された経験がある場合などですね。
そうなるとそれがトラウマとなって、ちょっと返信がないだけでもすごく不安になってしまいます。
こんな考えが浮かび、頭から離れなくなってしまうのです。
それでだんだん不安が募って耐え切れなくなり、たくさんメッセージを送信してしまったりするのです。
あなたが小さかった頃を振り返ってみてください。
☑ お母さんやお父さんがあまりかまってくれなかった
☑ 話を聞いてくれなかった
☑ いつも不機嫌そうだった
☑ 弟や妹、姉や兄ばかりをかわいがった
☑ すごく厳しくて、怖かった
このような場合、あなたの心の中心にあるのは”安心”ではなくて”不安”になってしまいます。
「お母さんやお父さんにいつか相手にされなくなるんじゃないか」とか、「見捨てられてしまうんじゃないか」という不安が心の奥底にあったりします。
大人になり、恋愛になると、そんな両親を彼に重ねあわせて『見捨てられる』のではないかと不安になってしまうのです。
ですから、ラインで『既読スルー』されると、「もう嫌われたんじゃないか…」「見捨てられる!」と恐怖心から軽いパニックになってしまい、たくさんメッセージを送ってしまったりするのです。
そう言われても、不安なものは不安だし、なかなか自分でコントロールできないわけですよね。
そんな時、このくらいはきっとあなたも考えるでしょう。
でも、頭の中でぐるぐる不安がうずまいて、結局不安に巻き込まれてしまう。
そんな時どうしたらいいのでしょうか?
お勧めなのは、大きめのクッションや枕を用意してそれをギュッと抱きしめることです。
ないよりずっと安心できます。
やってみると分かると思いますよ。
それと同時に、ゆっくり呼吸をするように心がけてください。
特に、吐く息はゆっくりです。
5秒吸って、10秒間息を止めます。
そして15秒吐く。
次にまた5秒吸って、10秒間息を止める。
そして15秒吐く。
苦しいと思いますが、少しずつ落ち着いてくると思います。
これを10分~15分くらい続けてみましょう。
それでも落ち着かない場合は、さらに15分くらい続けましょう。
苦しい場合は無理せず、止める時間を短くしたり、止めなくてもかまいません。
吐く時間も長過ぎたら短くしてください。
ただし、必ず吸う時間より吐く時間を長くしてください。
吐く息をゆっくりすることで落ち着くからです。
少し落ち着いて来たら、自分がどんなふうに考えているのかを紙の上に書いてみましょう。
- 『既読』なのに返信しないのは、きっと私が変なこと書いたから怒っているんだ
- 見捨てられたらどうしよう
- もしかして、他の女と一緒にいるんじゃないの?許せない!
このように、思っていることを箇条書きにして全部そのまま書き出します。
例えば次のような感じです。
だけど返信しない原因とは言い切れない。
メッセージがイヤだったとしても、何がイヤなのかは彼に聞かないとわからない。
デートに誘った場所がイヤだったのかもしれない。
急だったから考えているのかもしれない。
行きたいけど、他の用事があるから今調整しているのかもしれない。
仕事時間だから今、他の人に呼ばれているだけかもしれない。
彼はだいたいいつも20時くらいまで仕事だから22時までは待ってみた方がいい。
他の女と一緒にいると言っても、今は彼は会社のはずだから、その可能性はかなり低い。
友人のAちゃんも、「彼は浮気できる器用なタイプじゃないと思う」と言っていた。
こういう風に冷静に客観的な意見を右側に書いていくのです。
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はじめまして。
吉田亮介と申します。
ブログ http://ameblo.jp/com-kaizen/
HP http://nayami-kaishou.jp/
メルマガ http://nayami-kaishou.jp/mailmagazine.html
僕は、20才のころに、自分自身がうつ、対人恐怖に苦しんだ経験から、さまざまな心理療法を学び克服。
その後、30歳で結婚しました。
そして、昔の自分と同じように、悩みを抱えている人の力になりたいと思い、従来のカウンセリングだけでなく、最先端のカウンセリング技法を学びました。
そして、35歳で専業のカウンセラーとして独立。
心理カウンセラーとして独立後は、20~40代の女性が多くカウンセリングにいらしてくださり、みなさん大きく改善されます。
たくさんの方をカウンセリングする中からわかったことがあります。
それは、「恋愛・婚活で悩んでいます」という方の多くが、実は、それ以前の<心の問題>につまずいてしまっているということです。
心の問題を抱えたままで、いくらマニュアル本を読んだり、合コンや婚活パーティーに行ってもうまくいくはずがありません。まず心の問題を解消してから、いろいろやるほうがうまくいくのです。
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