子供の癇癪対処法!2~3歳のイヤイヤ期にありがちな「あれ買って!」への正しい接し方は?

メンタルケア心理士が解説!買い物先での子どもの「ダダこね」の原因と対処法を紹介。寝転がったり、泣き出したり、癇癪を起されると困りますよね。駄々をこねる子どもの心理と落ち着かせる方法が分かります。

執筆者: 桜井 涼 職業:メンタルケア心理士、コラムニスト
子どもの「ダダこね」を落ち着かせる方法

こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。

2~3歳から始まるイヤイヤ期。

そんな中、「○○を買って~!」とスーパーやデパートなどで寝転がったり、泣き出したりして、大騒ぎになってしまうことがあるかと思います。

これは、親にとって本当に人目が気になりますし、困り果ててしまう方も多いのではないでしょうか。

 

何とかしようと躍起になっている親御さんを目にする機会が多いので、今回のテーマに選びました。

原因や対処法がわかれば、きっとスムーズにお子さんとのコミュニケーションを取ることができるでしょう。

 

 

どうして「だだっこ」をするの?

お買い物中に、床に寝転がってのだだっこは、本当に大変ですよね。

2~3歳の小さい子どもであれば、抱いてその場から去ろうとすることができることも可能でしょう。

 

ですが、小学校入学前くらいまでだだをこねる子もいますので、その年齢での抱きかかえは難しいですね。

自分の要求が通らないから、それを押し通すためにだだをこねることはおわかりだと思います。

「わがままだ」とひと言で表現する人もいるでしょう。

でも、それだけではありません。

 

この時の子どもの心の中は?

  • 欲求を満たしたい
  • 思いが伝わらないジレンマ
  • 「ダメ」と言われる意味(理由)が分からない

 

これらがごちゃ混ぜになっています。

 

子どもの気持ちに寄り添ってますか?

おもちゃが欲しい、お菓子が食べたいなど、子どもの欲求ばかりを通すことはできませんよね。

むしろ、欲求を通してしまうことは「甘やかし」に当たりますので、よくありません。

大切なのは、子どもの気持ちに寄り添うことです。
一見すると、「イヤイヤ期の子どもに寄り添うなんて、難しいしできない」と感じるかもしれません。

 

共感が満足を引き出す!

ですが、共感してあげることで、満足を引き出すことができます。

子どもは、親に自分の気持ちを一生懸命に伝え、自分のことを見てほしいと思っています。

 

なぜダメなのか分からないから、癇癪を起す

頭ごなしに「ダメ!」と言われても、「なぜダメなのか」が分からないために行動で示してしまうことになります。小さい子どもでも、親の言うことは理解しています。

「何を言ってもわからない」と決めつけないようにしましょう。

だだをこねさせないためには、共感を示して、ダメな理由をきちんと話すことが有効です。

 

売り場で「買って~」が始まったら、こう話す!

スーパーの入り口などで「今日は、お菓子は買わないからね」と子どもに言っている親御さんをよく見かけます。


最初に話をしておくことは悪くありません。

ですが、お菓子売り場の前を通った時やおもちゃが目に入ったら、やはり欲しくなってしまうのが子どもです。


売り場で「買って~」が始まったら、こんな話し方をしてみましょう。

 

例)「お菓子買って」と言われたら
「このお菓子おいしそうだね。お母さんも食べたいけど、今日はお父さんとご飯のおかずだけ買うって約束してきちゃったから、お父さんに聞いてからにしよう。ね、お願い!」

 

最初に共感を示すと、そこだけで半分くらい気持ちが満足します。

その後に、大好きなお母さんに約束を破らせることをさせたくないという気持ちが働き、気持ちが抑制される傾向になります。


「次に来たときに買う」という約束をするのも良いですね。

 

例)「おもちゃ買って」と言われたら

「このおもちゃ楽しいね~!でも、もう少し大きくならないと買えないみたいよ。今日は我慢して、大きなおもちゃ屋さんで○○くん(ちゃん)が遊べるやつを探しに行こうよ!」

 

この場合も、親が共感を示して、その場で少し子どもに試させることで気持ちが落ち着きます。

そして、買えない理由を説明し、もっと興味をそそる条件を提示することで、楽しみを引き出します。

 

子どもを落ち着かせるためのポイント!
まず、共感する

この2つの言葉は、どちらも共感を親が示すというのが特徴です。

共感することで、子どもは「親が自分の話を聞いてくれた」という『思いが伝わらないジレンマ』をなくすことができるのです。

 

その後で、ダメな理由を説明する

その後で、『「ダメ」と言われる意味が分からない』の部分をわかりやすい言葉で説明し、『欲求を満たしたい』気持ちを抑えることができます。

代替え案を出すと、ワクワク感が増すのでいいかもしれません。

 

代替え案を出したら、叶えてあげて

なお、代替え案を出したら、叶えてあげることが大切です。

その後にだだを言ってきても、親子の間に信頼関係がありますから、1度で話を聞いてくれるようになります。

 

子どもが泣き出してしまったら?

お子さんが泣いてしまっている場合は、落ち着けることが第一です。
興奮している状態では話がまったく耳に入っていきません。
抱いて落ち着かせてから、『共感と説明』をします。

そうすることで話も聞けるようになりますし、お母さんが話しを聞いてくれたことで落ち着きを取り戻せます。

 

おわりに

イヤイヤ期が始まってから、ある程度大きくなるまでは、行く先々でだだこねが出てくる可能性が高いです。
こんな時、親の気持ちや事情を押し通すだけでは、子どもは納得しませんし、不満が残る形となってしまいます。


これでは、親も子もイライラしてしまうだけです。

そうならないように、まずは共感を示しましょう。

ここが大事なポイントです。


頭ごなしの「ダメ」は、不満を溜めてしまう・親子間の信頼喪失の原因となってしまいかねません。
最初は大変かもしれませんが、この時期のお子さんには共感と説明はとても大切です。

困ったときに、参考にしてみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
桜井 涼
性別:女性  |   職業:メンタルケア心理士、コラムニスト

元学習塾講師。妊娠出産のハプニングを乗り越え、現在は2児の母。
その頃より子どもの心の動きや医療に関係することに興味を持つ。

2009年より文筆家として活動。
子どもの心に関するコラム、子どもの心が正常に育つために夫婦へのアドバイス、子どもの病気関係を取材しコラムを執筆中。
心の闇を抱える子どもへの取材や心理学を学び、2016年「メンタルケア心理士」資格を取得。

ブログ『フリーライター桜井涼のたなごころ』
http://ameblo.jp/miehime0617/

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