【第16弾】「意味が分かると怖い話」閲覧注意の怖い話を厳選しました。(解説付き)
最新版、意味が分かると怖い話まとめ、第16弾です。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。
話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第16弾。
「意味が分かると怖い話 第1弾~第15弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。
『もしもし、今電話大丈夫? 』
「大丈夫だよ。どうしたの?」
ある日の夜、彼女の抑えたような声を聞きながら、俺は欠伸を噛み殺した。
『実は今、私つけられてるみたいなんだ』
彼女の一言に、一気に眠気が吹き飛ぶ。
「えっ、本当?」
『うん、駅からずっとついてきてるみたいなんだけど…』
「それってこないだ言ってたストーカーって奴?」
つい先日、彼女はストーカーの被害にあっている。自分が出したゴミをあさる不審者を見たのだ。
『違うみたい。この前の人は冴えないオジサンだったけど、今ついてきてるのは若い人なんだよね…。』
「そう…大丈夫?家の人に迎えにきてもらったら?」
『今夜は家に誰もいなくて…そうだ、ちょっと待って…』
少し沈黙の時間があった後、一転してやけに大きな声で彼女が喋りだした。
『あ、迎えにきてくれるの?帰るついでに?じゃあパトカーで来るの?』
俺は思わず吹き出しそうになるのを堪えた。これだから彼女が好きなのだ。
『えー、普段は警察っぽくないんだからたまにはそれっぽくしてよー…はいはい、じゃあよろしくね』
彼女には確かに警察官のお兄さんがいる。演技でその兄が迎えにくると思わせようというのだろう。
『…やった!上手くいったわ。ついてきてた人、途中でいなくなったみたい。』
はしゃいだ声で彼女はひそひそ声で言った。
というより若い人はおそらくたまたま途中まで同じ帰り道の人だったのだろう。
「本当に?まだ心配だな…そっちに行って家まで送ろうか?」
『ううん、あと少しで着くから大丈夫よ。心配かけてごめんね。じゃあまたね、ミカ。』
彼女は電話を切った。俺は右耳につけていたイヤホンを外す。
今夜、彼女はこの家に一人、もうすぐこの道を通って帰ってくる。
冴えないオジサン、なんてもう言われないようにしなきゃな。
彼女の電話の相手は「ミカ」。
男は、彼女とミカの電話を盗聴している、彼女のストーカーだった。
「怖い話でもするか?」
学校の帰り、先輩がそう言った。
怖い話が苦手だった自分は「結構です。」と反論したがおかまいなしに話し始めた。
先輩の話しによるとつい3日前に駅のホームで転落事故を目撃したらしい。
若い女性が、酒に酔っていたのか線路の方へ近づいて行きそのまま転落したという話だった。
ただ、その時近くに男性が立っていてとっさに女性の腕を掴んだが
自分も落ちると判断したのか男性はその手を離し女性を見殺しにしてしまった…。
後味が悪い、嫌な話だ…。
まだ幽霊がでるような話がよかったよ…。
俺はあからさまに暗い表情をしていた。
「まー、オレもはなしたくなかったんだけどね。」
「まー、オレもはなしたくなかったんだけどね。」
⇒「まー、オレも離したくなかったんだけどね。」
手を離した男性は、先輩だった。
大学で日本の風俗を研究している私は、休みを利用して、東北の海沿いの道路を歩いていた。
道路から階段が伸びていて、下には岩場がある。
ふと下りてみたら、そこには1人の少女がいた。
少女は岩場を、何かを探すように歩いていた。
「何か探しているのですか?」私は声を掛けてみた。
「貝を。」少女は言った。
「幸せの丸い貝を探しています。」
貝とはまた奇妙だ。
それは希少で高級な貝なのかと問えば違うという。
食用かと問えば、食べる人もいるが…と言う。となると、恐らく貝殻が必要なのだろう。
「祭で必要なのです。」と少女は言う。
「幸せの丸い貝が無いと、祭が台無しになってしまうんです。」
その話に興味を持った私は祭のことを少女に聞いてみたが、少女はよくわからないという。
親類が詳しいというので、頼み込んで家まで案内してもらった。
何か研究の役に立つかもしれない。そんな思いで。
少女の家はまさに祭りの前日といった様子で、着くなりたくさんのご馳走で歓迎された。
酒が入っていたからだろう。ろくに質問もせぬうちに私は眠ってしまった。
目を覚ますと、もう祭りは始まっていた。少女はいない。私は一番近くにいた人に話し掛ける。
「幸せの丸い貝は見つかったのですか?」
「ああ、もうここにあるよ。」
やがて祭りは佳境に入り、その時私は幸せの丸い貝がどんなものなのか理解した。
ああ、それにしても奇妙な風習じゃないか。
「幸せの丸い貝」⇒幸+丸+貝⇒ 「贄」
つまり「生け贄」のことだった。
ある夜中、俺は彼女とドライブに行った。
人気のない所に車を停め、シートを倒し、星を眺めていた。
「A君、私の事好き?私はこんなに好きだよ。」
彼女の顔が星空を隠した。
俺は返事をすることはしなかった。
しばらく沈黙のまま、じっと見つめあう俺と彼女。
「したいの…A君…。」
上気した顔でつぶやく彼女を俺はいつまでもまばたきもせず見つめていた。
「死体の…A君…。」
彼女は「俺」を殺していた。
ストーカー被害にあっている女性がいた。
毎日のように、ちょうど仕事の休み時間くらいの時間に
イタ電がかかってくるのでしばらく無視していたが
ある日イライラがたまり一言文句を言おうと電話に出た。
すると「後7日でおまえを殺す…」と一言言われて切れた。
少し気味が悪かったが気にせずにその日は過ごした。
しかし次の日も「後6日で殺す…」
そうやってカウントダウンが始まった。
そして「明日おまえを殺す…」と言われたところで警察に相談した。
その警察が親切な人で、次の日電話が掛かってきた時に、発信先を逆探知したそう。
発信先を知った警察は怒り気味に、精神科医の電話番号をポストに入れて女の家をあとにした。
次の日、女は死んだ。
逆探知すると、発信先は女の家だった。
警察は、女が気が狂っていて自作自演しているのだと思った。
しかし、女はその時間仕事で家にはいない。
犯人が家にいたということ。
「意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
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