ローマの空港から市街への移動の仕方~レオナルド・エクスプレス!~
誰もが一度は夢見る街、ローマ。その歴史と美術の魅力に溢れた場所は、通年多くの観光者が訪れています。私は語学留学でローマへ一週間ほど滞在していたのですが、観光地のわりに、観光者に親切な設備が整っていないと感じることは多々ありました。
海外旅行が不慣れで心配、という方のために、私がローマに到着した際の旅行チップを紹介したいと思います。
フィウミチーノ空港
フィウミチーノ空港は、別名「レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港」を持つ、ローマの国際空港です。ミラノのマルペンサ国際空港と共に、イタリアの二大国際空港といわれています。ターミナルは3つあり、日本からの便はターミナル3に着きます
入国審査(Imigrazione)
JALかアリタリアで到着した場合、到着口から空港本体と結ぶモノレールに乗って入国審査に向かいます。「 NON EU(ヨーロッパ以外)」の列に並び、入国審査は何も聞かれずスタンプを押されることもあれば、何日間どこに滞在するのか、程度の簡単な質問をされることもあります。緊張せずスルーしてください。審査を抜けたら、Ritiro(手荷物受取)、もしくはUscita(出口)の表示に従って進みます。
他の空港と同様に、ターンテーブルで荷物が運ばれてくるのを待ちます。さすがイタリア、1時間くらい待たされることもあるようなので要注意。カートはデポジット式で、使用する際には1ユーロコインが必要です。
申告するものがない場合は、問題なく通過できます。税関を抜けると、そこはロビーなので、出口(Uscita)に向かいましょう。
空港から市内への主な交通手段として、「レオナルド・エクスプレス」があります。空港と併設された鉄道の駅とテルミニ駅を結ぶ直通列車です。空港駅は、到着ロビーを出たら右方向。
約30分に1本、空港-テルミニ駅間を約31分で結んでいます。
料金:片道11ユーロ。
切符は、空港駅内で購入できます。
窓口、自動販売機、タバッキ(キオスク的なもの)、チケット専用窓口があります。カードが使いたければ、窓口か自動販売機で購入しましょう。
ゲートには黄色の機会があるので、それに購入した切符を通しましょう。右端にある一番線から発車します。
ローマ市内を走る地下鉄は、A線とB線の2種類のみ。テルミニ駅で交差しています。
- 1回券(BIT) (1ユーロ) :刻印してから75分間有効なので、まとめて買っておいて別の日にも使えます。
- 5回券 (MULTIBIT) (5ユーロ) : 5回分使える券。1回券を5枚買うのと変わりません。
- 1日切符(BIG)(4ユーロ) :1日乗り放題の切符です。
- 3日切符(BTI) (11ユーロ) : 使用開始日を記入してから3日目の24時まで有効で、期間内は乗り放題です。
- 1週間切符(Carta Settimanale) (16ユーロ) :使用開始日を記入してから、7日目の24時まで乗り放題。
購入は、タバッキ、地下鉄切符売り場、自動販売機がありますが、自動販売機は壊れていてトラブルが生まれる可能性が高いので、あまりおススメはしません。
ローマ市内は入り組んだ道が多く、住所と地図を見ても迷ってしまうことがあります。ローマでは、番地やアパートの番号などは、壁に書かれているので、迷ったときには壁についた数字を探しましょう。
イタリア人は基本、適当です。陽気で、たまにうるさいと思うことも多々ありますが、笑顔で対応してあげましょう。
基本的な挨拶は"Ciao"で通ります。「ありがとう」は"Grazie"、「すみません」は"Sucusi"。感謝の気持ちでいっぱい!というときには"Grazie mille!!!"(グラッツィエ ミーレ!)という表現を使いましょう!
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