秘密結社”イルミナティ”と”フリーメーソン”の違いって?日本人の入会メンバーはいる? [世界のオカルト・都市伝説]
陰謀論で有名な「イルミナティ」と「フリーメイソン」の違いを紹介。その活動内容は謎に包まれ、世界を裏で支配する秘密結社のような扱いをされています。ただの都市伝説なのか…それとも?
みなさんは、「イルミナティ」と「フリーメイソン」という言葉を聞いたことがありますか?
これらは、陰謀説が好きな人の間では非常に有名な言葉です。
一体どのようなものなのか、両者はどのように違うのか、解説していきたいと思います。
イルミナティ(Illuminati)とは、しばしば陰謀論の中に登場する架空(とされている)秘密結社の名称です。
ラテン語で「光に照らされたもの」という意味がありますが、のちに「啓蒙」「開花」も意味するようになります。
イルミナティの陰謀論は人気があり、「ルミナティカードの予言」や「三百人委員会」など、今でも密かに世界へ強い影響を及ぼしているとされています。
イルミナティに入るには、まずフリーメイソンに入らなければならないとする説も存在します。
イルミナティとは、サタン(ルシファー)に由来し、世界単一政府を作り、世界に新秩序をもたらすことを目標に創設された秘密結社とされています。
フリーメイソンはもともとキリスト教系の友愛団体であるのに対して、イルミナティ悪魔崇拝を行う宗教団体という見方もあります。
世界的大富豪ロスチャイルドやロックフェラーが関わっているという噂は有名ですが、さらにその上位組織がある、三百人委員会、異星人がトップに君臨しているなど、その内部構造は読み物としても興味深く、好奇心を掻き立てます。
本来の秘密結社とは、その存在や活動目的、行動などが世間から秘匿された組織のことを指します。
近世以降、この名称で呼ばれる秘密結社がたくさんありました。
昔は自由に結社を作ることが出来なかったため、こっそりと同志が集まって活動をしていたのです。
もちろん見つかると当局から厳しく罰せられたり、時には投獄、死刑の危険性も…このような国家体制の中で産まれたのが、秘密結社です。
siriの都市伝説でよく聞く「ゾルタクスゼイアン」や、クー・クラックス・クラン(KKK)、黄金の夜明け団(G∴D∴)、薔薇十字団、東方聖堂騎士団(OTO)…有名どころだけでもきりがありません。
フリーメイソンとは、16世紀後半〜17世紀初めにできたキリスト教系の友愛結社を指します。
日本には、東京タワーの前に支部(日本グランドロッジ)があります。
会員には、有名人も数多くいると噂されています。
最近では某クリニックの院長が京都ロッジのトップだとか、本人が暴露していますが…。
- ナポレオン
- ジョージ・ワシントン
- ベートーベン
- 教皇や大統領、女王、各国王室 など
- 坂本龍馬
- 福沢諭吉
- 小泉純一郎
- 鳩山一郎 など
活動内容は謎に包まれていますが、アメリカの建国に深く関わっているのだとか。
世界を裏で支配する秘密結社のような扱いをされていますが、基本理念は「自由、平等、友愛、寛容、人道」です。
噂によると、セレブが集まるパーティーのようなものが開催され、交流を深めているのだとか…。
イルミナティとフリーメイソンは混同されることが多いですが、別々の組織です。
両者の関係については諸説ありますが、「イルミナティは悪魔崇拝者の集まりであり、友愛結社・セレブサロンであるフリーメーソンを隠れ蓑にしながら活動を続けている」という認識が一般的なようです。
イルミナティとフリーメイソン、どちらの団体にせよ「裏で世界を支配している」という説は都市伝説の域を出ていないように思います。
もしそれが真実だとしたら、ここまで噂が広まる前に隠蔽されていることでしょう。
情報漏洩を許すような組織が世界を牛耳れるかどうか、考えてみると……ああ、夢がないですね。
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