こんにちは。自分たちで手作りする結婚指輪の専門家リングプランナー 飯田馨です。

これまで、離婚しないために、結婚前にやっておくべきことをお話してきました。

前々回のコラム「あれ嫌い」「それイヤ！」が多いワガママさんへ。結婚前に絶対行うべき価値観のすり合わせ方では、価値観をすり合わせるための3つのポイントを紹介。

さらに、前回のコラム 結婚予定の彼氏と金銭感覚が合わない！相手の金銭感覚を探る方法と、お金の価値観のすり合わせ方では、金銭感覚をすり合わせるための3つのポイントをご紹介させて頂きました。

今回は、性格を理解してもらうためのポイントをご紹介します。

そもそも性格とは、その人の固有の感情・意志の傾向によって行動のしかたに現れるものです。
また、性格には、“先天的な気質” と 環境などの“後天的な要因の影響”の2つの要因で形成されます。

「気だて」「気性」「かたぎ」を意味し、生まれ持ったものです。

気質は内面にあるもので、性格は外側にあるものとも言えます。

「性格の種類」といった場合、一般的に次のようなものが挙げられます。

ここで大切なことは、良い悪いではなくて、これが「その人の気質なのか性格なのか」ということです。

もし、気質の場合、あなたがストレスを感じることなく受け止められて、尊重することができるなら、相手との相性が良いという判断になります。

本人が自覚している性格は、一番辛いのは本人です。

「直したい」という強い気持ちが、さらに苦手意識を強くすることもあります。

本人が克服できるように手伝ってあげましょう。

自分の「好き」や「嫌い」ばかり主張していませんか？

相手に自分の好みを押し付けるだけではなく、相手の好き嫌いも理解した方が、二人で一緒に楽しめる時間が増えると思います。

外側の性格は変わることはできますが、内面の気質は簡単には変わることはありません。

本当に理解してあげるべきは気質なのです。

相手の喜ぶ顔を想像しながら一生懸命頑張ったことに対して、相手から軽く見られるのは、誰でも嫌な思いになります。

何かと比較して不平不満などは言わず、まず、最初に敬意を払うのが大切だと思います。

相手に非があっても、正面から非難するのでなく、相手の言い分に耳を傾けるようにすると角が立ちにくいものです。

最初は、怒らないことから心掛けてみてください。

最後に、自分の性格と向き合うコツを2つご紹介します。

100％相性がバッチリあう運命の人とは、なかなか巡り会うことはできません。

10人いれば、10通りの性格があるのです。

「相手は自分を映し出す鏡」と考え、まずは多様な性格の中で自分と接点が合う部分を探してみると、性格をより理解出来ると思います。

たくさんの人とのコミュニケーションによって性格が成長していく様に、自分自身に話しかける時間も大切です。

これは、自分の内側にある気質を理解する有効的な手段のひとつです。

円滑なコミュニケーションを取ることは、結婚生活において、とても重要です。

性格を理解してもらう意図は、自分と相手の違いを認め合うということです。

「この人とは意見が違うから気が合わない」と否定するのではなく、「へー、そういう考え方も面白い」と受け入れることで、環境などの後天的な要因の影響による性格の部分は、ふたりが望む方向へ変化しながら成長し、よりよい家庭が築けると思います。