メリハリボディを作るヨガ&ピラティスを紹介。猫背を直してデコルテを広げ、ウエストのくびれを作り、お尻のたるみを改善するヒップアップを叶えましょう。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
肩からウエスト・ヒップのラインのメリハリは、女性も男性も魅力的に見せてくれます。
ですが、気がつけば姿勢が丸くなって猫背やなで肩になり、お腹もゆるみ、ヒップが下がりやすくなりがちです。
ピラティスやヨガのポーズは、メリハリを復活させるのに役立ちます。
今回は、肩・ウエスト・ヒップのメリハリをつけるためのポーズと、意識したいポイントをご紹介します。
デスクワークなどで腕や肩が前に来て固定される(前肩、巻き肩)と、肩幅が狭く見える「なで肩」になります。
さらに、そのまま肩に力が入ると、いわゆる肩こりの筋肉(僧帽筋)が盛り上がって、首が短くなってしまいます。
これでは、メリハリとは程遠くなってしまいますよね。
ポイントは、上半身は肩をリラックスさせて、デコルテの広さをキープすることです。
ウエストを伸ばすと言うと、胴が長くなるイメージが強く、抵抗がある人もいるかもしれません。
ウエストのくびれは、肋骨と腰骨の間にできます。
ですから、その間の狭い人、胴が短い人は、必然的にウエストのくびれができにくくなるのです。
ウエストを伸ばすと、姿勢を整えるインナーマッスルも同時に働いて、メリハリを作ってくれます。
●朝起きて伸びをすると、インナーマッスルが鍛えられる
代謝を上げるには「伸び」も効果的!基礎代謝があがるインナーマッスルの鍛え方
ヒップが下がるのはなぜでしょうか。
ヒップの筋肉が落ちることが一番大きいのですが、それは内ももの筋肉と大きく関係しています。
内ももの筋肉は、骨盤底を通ってお尻の筋肉や腹筋、背骨周りのインナーマッスルと協力して働きます。
ですから、内ももが閉じられなくなると、姿勢を保てずにお腹がぐにゃりとしてしまったり、お尻がゆるんでしまったりします。
内ももやお腹と同時に、体の中心からヒップを活性化していきましょう。
くるぶし上に畳んだタオルを挟んで、立ってみましょう。
タオルをつぶそうとすると、自然と内ももの筋肉が使われ、垂れ下がっていたお尻も寄って引き上がります。
すると、骨盤底と下腹の筋肉が活性化して引き締まり、背骨をつなぐインナーマッスルも活性化され、背骨がまっすぐ伸びてきます。
背骨が長く伸びればウエストも薄くくびれ、肩の位置が本来の位置に戻ってデコルテが広がり、メリハリができるというわけです。
さらにつま先立ちもすると、ウエスト周りの筋肉は、バランスを取るためにもっと引き締まります。
次に、このエクササイズを応用したヨガポーズたちをご紹介します。
体側を伸ばすとウエストの刺激が大きくなり、代謝が上がります。
1. 両足を揃えて立ち(タオルを挟むつもりで)、息を吸いながら両腕を上げて合掌します。
2. 息を吐きながら上体を右へ倒し、左体側の伸びが馴染んで温かく感じるまで呼吸を繰り返します。
3. 息を吸いながら元に戻り、反対側も同じように行います。
O脚予防はもちろん、バランスを取るために胸を開くことになり、猫背を防止します。
1. タオルを挟んでいるつもりで両脚を揃えて立ちます。
2. 息を吐きながら、お尻を後ろへ腰かけるように突き出します。
3. 膝同士も押し合うようにしながら、呼吸をゆっくり5回繰り返します。
4. 息を吸いながら立ち上がって、腕を下ろします。
脚を閉じることが、全身をメリハリボディへと導くポイント!
メリハリと言うと、上半身と下半身、パーツごとにバラバラにエクササイズをするイメージがあったかもしれません。
ですが、このように脚を閉じることが全身をつなげてくれるのです。
ヨガはさらに全身を一体として使います。
ポーズやエクササイズを楽しみながら、変化を実感してみてくださいね。
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