お弁当作りの基本!美味しそうに詰めるコツ(カップ不使用)

お弁当の詰め方のコツを紹介。上手にご飯とおかずを詰めるポイントを、わかりやすいよう、実際の手順とともに写真付きで説明。見た目がキレイだと美味さもアップするから、もっとお弁当作りが楽しくなるはず!

執筆者: 新崎 亜子 職業:料理研究家
差がでる!お弁当作りの基本 その2【詰め方】

こんにちは、料理研究家の新崎亜子です。

 

前回は、お弁当作りのコツのその1として【3つの色】についてお話ししました。

さぁ、今回ご紹介するお弁当作りに差が出るコツは【詰め方】。

 

美味しいと感じるときに働く五感の割合は、視覚が80%以上で、味覚をはるかにしのぐと言われています。

見栄えの良い詰め方をマスターして、ワンランク上のお弁当作りをめざしましょう。

 

 

お弁当の詰め方のポイント!

以下のの4点に気をつければ、失敗することなくお弁当を詰めることができます。

 

☑ 大きい物から詰める。
☑ しきりになる葉野菜類は、しっかり水分をふいてから使う。
☑ まとまりにくい物(崩れやすい物)は、隙間に入れる。
☑ グンと目を引くしまりのある色を最後に詰める。

 

今回、お弁当に詰める食材はこちら!
  • 主食 … ごはん
  • メインのおかず … 鮭
  • サブおかず … ポテトサラダ・ミニ焼き鳥串・茹で卵
  • 付け合わせ … 茹でブロッコリー・茹でオクラ・レタス

 

そして、グンと目を引く赤キャベツのピクルスです。

 

 

早速詰めてみましょう!
1. まずは、お弁当箱にごはんを詰めます。

下の写真のように、やや斜めに詰めましょう。

 

 

2. メインの鮭をごはんの上にのせたら、レタスで仕切りを作ります。

レタスは、しっかり水分をふき取ってから詰めます。

これにより、食中毒などのリスクを避けることができます。

 

 

3. 次に、大きなおかずになる焼き鳥串を詰めます。

 

4. 他のサブおかず(ゆで卵・ポテトサラダ)も詰めます。

サブおかずのポテトサラダは、お弁当カップを使わず、焼いたベーコンに巻いて隙間に入れましょう。

ゴミが出ない上に、見栄えもよく、味も美味しい、一石三鳥の効果が嬉しいですね。

 

 

5. さらに、斜め切りにしたオクラ・ブロッコリーを隙間に詰めます。

 

6. ごはんの余白に、パッと目を引く赤キャベツをのせて引き締めます。

 

ご飯の余白が多いときには、ゴマやふりかけで遊んでも楽しい♪

上の例では、白いごはんの余白があまりありませんが、余白が多いときには、ゴマやカラフルなふりかけをアートのようにふりかけても楽しいですね。

 

今回ご紹介したのは、初心者編です。
基本は同じですが、遊び心を加えたお弁当の詰め方も、今後ご紹介できたらと思います。

 

同じ食材でも詰め方次第で、お弁当箱のフタを開けたときの印象が随分変わります。

ぜひ詰め方の基本をマスターして、お弁当作りに役立ててくださいね。

 
 コラムニスト情報
新崎 亜子
性別:女性  |   職業:料理研究家

沖縄在住の料理家。野菜ソムリエ協会認定校・豆腐マイスター講座認定指定校 おもてなし料理教室 HEARTY  PARTY 調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、沖縄食材スペシャリスト、食育指導士によるおもてなし料理教室。沖縄の食材、グルメ情報、簡単レシピ、沖縄料理、食に関わる事を発信します。

おもてなし料理教室 HEARTY PARTY http://heartyparty.ti-da.net/
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