インドカレーにはこれ!玉ねぎアチャールの作り方レシピ公開!
ふらっと入った食堂でカレーライスを注文して、福神漬けがトッピングされてると、なんだか安心しますよね。
それと同じで、インドカレーにアチャール(漬け物)がトッピングされていると安心すると共に美味しさ倍増です。
今回は、そんなアチャールを自宅で作れるレシピをご紹介します!
「アチャールって何?」と首をかしげる方もいるでしょうが、インド、ネパール料理店で必ずトッピングされている酸っぱくて辛い漬け物のことです。
「ああ、アレか!」と思い出すのではないでしょうか?
アチャールはインド、ネパール、パキスタンなどで食卓にのぼる家庭料理の一つです。
そのため材料や作り方は様々です。
ただし、お店のような味にするには3つのポイントがあります。
- スパイスを使う
- レモン果汁を使う
- マスタードオイルを使う
1はスパイシーなピクルスなんですから当たり前ですよね。
2は穀物酢を使うと酸味や匂いの角が出過ぎるので、濃縮還元のレモン果汁で大丈夫です。
3は大型スーパーでもなかなか取り扱っていないでしょう。マスタードオイルは独自の香りと風味があり、それがエスニックな気持ちにさせてくれるんですけれどね。
とはいえ、毎日エスニック料理作る人も少ないでしょうから、今回はマスタードオイル抜きでの作り方をお教えします。
A
・玉ねぎ:今回は小ぶりなので二つ
・ニンニク:一かけ
・生姜:一かけ
・レモン果汁:100cc
・塩:少々
・チリパウダー:大さじ2
B
・サラダ油:大さじ1
・クローブ:二つ
・ブラックペッパー:一粒
・クミンシード:一摘み
・鷹の爪:一つ
・マスタードシード:一摘み
ここで注意したいのは、チリパウダーとチリペッパーを間違わないことです。
チリパウダーは、クミン、ニンニク、生姜、オレガノなどの粉末に塩を混ぜたもので、大きめのスーパーや輸入食品店で購入可能です。
チリペッパーは赤唐辛子の粉末ですから、単に辛いだけです。
マスタードシードは無くてもかまわないと思いますが、チリパウダーだけは必須ですね。
まず、玉ねぎを適当にスライスし、冷水にしばし浸します。
その間に生姜をみじん切りにしたり、ニンニクを擦りおろしちゃいましょう。
次に、水を切った玉ねぎに塩をさっと振り、揉み込みます。
結構水が出ると思いますから、笊に入れて放置しといてください。
フライパンでBを熱します。
入れる順番は、サラダ油、マスタードシード、クローブ、クミンシード、プラックペッパー、鷹の爪です。
マスタードシードは高温が続くといきなり弾け出しますので、油の飛散を最小限に食い止めるため、フライパンの縁に油を集めて弱火から中火で様子を見るようにしましょう。
玉ねぎの水切りも終わった頃かと思いますので、ガラスか陶器の器にあけ、生姜、ニンニク、チリパウダーも入れ、Bを上からかけます。
プラスチックのボウルだと油の熱で溶ける可能性がありますから、必ずガラスか陶器に。
では、肝心のレモン果汁をかけ、手でよく和えます。
ちょっと匂いを嗅いでみてください。お店に入ったときに漂ってくる匂いがしませんか?
この匂いは翌日も手から取れませんから、ビニール袋で揉み込むのも一つの手です。
最後に蓋付きの器に移し、蓋をして出来上がりです。
このまま、常温で一日ほど放置すると味が馴染むと思います。冷蔵庫だと中々味が馴染まないので、真夏でなければ常温で問題ないでしょう。
今回は使いませんでしたが、漬け込む際に、蜂蜜やパプリカを入れてもいいでしょうね。
(お店のいかにも辛そうな赤色は、パプリカで着色されてますから)
かなり辛くても平気な方は、チリペッパーで辛さを調節して下さい。
流石にタンドールが無ければ本格的ナンは焼けませんが、カレーにトッピングすると一気に本格的なインド(周辺諸国)料理が味わえますよ!
自宅で本格風の味を楽しんでみてください。
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