アロマセラピー初心者におすすめしたい、エッセンシャルオイル(精油)の選び方 -効果別・香り別-

執筆者: 佐藤ユミ子 職業:アロマセラピスト 英国IFA認定講師
はじめに

みなさんこんにちは。Flower's Room IFA認定校校長の佐藤ユミ子です。

 

アロマセラピーを始めるにあたり、まず揃えるのはエッセンシャルオイルですね。
以前のコラムでは、品質についてなどを詳しくお伝えいたしましたが、まず何から揃えていけば良いのか悩むところですね。

 

今回はブレンドしやすいオイル、あると便利なオイルなどをご紹介いたします。

 

 

作用別に揃えてみましょう

エッセンシャルオイルは、薬効成分別にそれぞれ1本ずつ持ってみましょう。
例えば、4本だけ購入と考えるのであれば、下記のものから4本チョイスするというのも良いですね。

 

  • 鎮静、安眠作用⇒ラベンダー、スイートマジョラム、ローズウッド、フランキンセンス、イランイランなど
  • 抗炎症作用⇒ラベンダー、カモミールジャーマン、カモミールローマン
  • 血行促進作用⇒ゼラニウム、カユプテ、グレープフルーツ、レモン、ブラックペッパー、オレンジスイート、ローズマリーなど
  • ホルモン様作用、ホルモンバランス調整作用⇒クラリセージ、カモミールローマン、ゼラニウム、フェンネル、バジルなど
  • 殺菌、抗菌作用⇒ティートリー、ゼラニウム、ユーカリ、ミルラ、レモンなど

 

高価な精油は避けて、比較的安価でも買える精油を選んでみました。
お値段が張りますが、ローズやネロリ、ジャスミンなどもあると幸福感アップです。

香り別に揃えてみましょう

香りでチョイスしてみるのも楽しめます。

 

  • 柑橘系⇒レモン、オレンジ、ベルガモット、ライム、グレープフルーツ
  • 樹脂系⇒サンダルウッド、ミルラ、フランキンセンス、ベンゾインなど
  • お花系⇒ローズ、ネロリ、イランイラン、ジャスミン、ゼラニウム、パルマローザ、ミモザなど
  • 森林系⇒サイプレス、ジュニパー、アトラスシダー、パインニードルなど
  • ハーブ系⇒ラベンダー、ローズマリー、クラリセージ、ペパーミント、スイートマジョラムなど

 

上記の中から1本ずつチョイスしても、色々なことに活用出来ますね。

ブレンドしやすいエッセンシャルオイル

同じ系統の香りをブレンドすると間違いはないですが、香りをまとめてくれる役目をしてくれるものをいくつか持っていると、バランスが良くなります。


パルマローザ、ラベンダー、スイートマジョラムなどは、ミドルノートと言って中間的な香りです。

バランスを取る役目もあるので、1本持っていると、とても便利です。

万能と言われているエッセンシャルオイル

よく、ラベンダーは何にでも良いと言われていますね。
鎮静作用、鎮痛作用、抗炎症作用、自律神経調整作用、安眠作用、血圧降下作用、瘢痕形成作用、殺菌作用など、まだまだたくさんの効能があります。

 

ラベンダーは600種類もの化学成分が含まれているのです。

香りも良いので、一般の方に受け入れやすいと思います。


ラベンダーをメインにして、柑橘系をブレンドすると、さわやかな感じになります。

柑橘系だけではフルーティーになり過ぎますが、ラベンダーが深みを出してくれのです。


逆に森林系とブレンドすると、すっきりし過ぎずまろやかになりますね。

花系に合わせると、甘くなり過ぎることを防いでくれるかもしれません。

香りも万能です。


 

おわりに

アロマテラピーを楽しむのは簡単です。

拡散器がなくても、マグカップに熱湯を注ぎ、エッセンシャルオイルを垂らしたり、ハンカチに一滴垂らして持ち歩いたり出来ます。
いつでも楽しむことが出来ると思います。

 

私は、旅行に行くときはいつもスプレーを持参し、お部屋を良い空間にしています。

是非生活に取り入れてみて下さいね。

 
 コラムニスト情報
佐藤ユミ子
性別:女性  |   職業:アロマセラピスト 英国IFA認定講師

神奈川県小田原市 英国IFA認定校のアロマサロンFlower'sRoom校長の佐藤ユミ子です。こころとからだをすこやかに保つ、生活の質を高める提案をさせていただきます。植物療法の素晴らしさをお伝えできればと思います。
サロンHP http://www.flowersroom.jp
IFA認定校HP http://www.flowersroom.jp/ifa

 

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