南国バリ島の冷たいスイーツ&デザート!氷とフルーツで作る可愛いかき氷「エス・ブア」&「エス・チャンプル」を紹介
こんにちは、バリ島現地ライターのKIKOです。
暑くなると食べたくなるのが、かき氷ですね。
シャリシャリの食感に、キーンとなる感覚は、これぞ夏の風物詩といったところ。
かき氷のマークで、夏が来たことを実感する人も多いと思います。
中には、冬もかき氷を食べるというマニアもいるほど、皆から愛されているデザートです。
実はかき氷は日本だけでなく、世界中で食べられているスイーツで、色々なトッピングやシロップが使われています。
インドネシアのかき氷には「エス・ブア(Es buah)」と「エス・チャンプル(Es campur)」があり、小さな子供から大人まで大人気のデザートなのですよ。
エスとは氷のことで、ブアとは果物のことです。
メロン、スイカ、パパイヤ、マンゴー、パイナップル、アボカドなど豊富な種類のフルーツに、氷、コンデンスミルクにシロップ、チョコレートなどをかけて出来上がりです。
氷は、日本のかき氷のようにさらさらしたものではなく、かち割り氷が入っているだけで、見た目はフルーツの盛り合わせに氷が入ったような感じです。
南国のフレッシュなフルーツに、甘いシロップが絶妙に絡んで、常夏のインドネシアにぴったりのサマースイーツです。
驚きなのは、このエス・ブアにはトマトを入れるのが当たり前ということ。
日本人の感覚でいえば、トマトは野菜のような気もしますが、食べてみるとほどよい酸味が口の中に広がり、すっきりした後味が何とも爽やかでした。
エス・ブアは、カキ・リマ(移動型屋台)でRp.2,000~Rp.5,000(約17円~約44円)、レストランやワルンではRp.10,000~Rp.25,000(約88円~約221円)ほどで食べることが出来ます。
前述のエス・ブアに、寒天やタピオカ、鮮やかなカラーのゼリー、お餅のような食感の物など、色々混ぜた物がエス・チャンプルです。
チャンプル(=ごちゃ混ぜ)の名の通り、たくさんのフルーツと氷を乗せたら、たんまりと具材を乗せて、コンデンスミルクとシロップをたっぷりかけて出来上がりです。
さながらフルーツポンチといったところですが、ローカル向けの味は激甘で作られていますから、シロップやコンデンスミルクは控えめでも良いかもしれません。
毒々しいほどにカラフルなゼリーや、ゼリーのようではあるが、何だか良く分からない物まで乗っています。
一瞬怯んでしまうかもしれませんが、一旦食べると病みつきになる人が続出するほどの美味しさなのですよ。
エス・チャンプルも、カキ・リマ(移動型屋台)でRp.2,000~Rp.5,000(約17円~約44円)、レストランやワルンではRp.10,000~Rp.25,000(約88円~約221円)ほどで食べることが出来ます。
ガイドブックなどには「インドネシアの氷は危ない!」などと書いてありますが、それらはもう昔の話です。
現在では業者が製氷した氷を使っているのが一般的です。
ただし、インドネシアの水は硬水ですので、慣れないうちに大量摂取をすると、お腹がゆるくなってしまう可能性もあります。
食べ過ぎに注意して楽しんで下さいね。
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フリーランスライター / 通訳 / 翻訳
留学と旅行で世界各地を回り、辿り着いたのはインドネシア・バリ島。
医学情報サービス会社で企画原稿のライティングを経験、
Webコンサルティング会社でインターネット広告ライティングを担当し
現在はコピーライティング、ポータルサイトのライティング、ウェブメディアのコラムなどを執筆。
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