世界遺産である日光東照宮をはじめ、栃木県内にはあまり知られてはいなくても、濃厚で面白い名物スポットがたくさんあるのです。

宇都宮を中心に、有名どころからB級まで、お勧めスポットをご紹介します。

徳川家康をお祭りした東照宮、山を御祭神にした二荒山神社、たくさんの寺堂を総称した輪王寺と、その周辺の建築物100棟以上の社寺があります。

さらに、これらの建造物群を取り巻く遺跡も、世界遺産に登録されています。

一番有名である豪華絢爛の陽明門は、一生に一度は見ておきたい有名パワースポットです。

まるで、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になれる日光江戸村。

村全体が江戸の雰囲気であるばかりか、スタッフも江戸時代の人に成りきり、街角には忍者やねずみ小僧が出迎え、遊び心が満載です。

子供だけではなく、大人も楽しめるテーマパークです。

東武ワールドスクエアは、世界中の遺跡や建築物がミニチュアにして展示してあり、すぐそばまで近付いて見られます。

建物の側には人や乗り物なども置かれていて、臨場感がたっぷりあります。

しかも、それらには様々な仕掛けがあり、人や乗り物が動くことで、リアリティを追求しています。

鬼怒川秘宝殿は、江戸時代の性文化を、200坪の敷地に精巧なマネキンで再現した風俗資料館です。

東宝で作られたセットでは、人が近付くとマネキンが動いたり喋ったりして軽くお化け屋敷のようです。

今年中に閉館との噂もあるので、今最もお勧めするスポットです。

栃木県の秘境、湯西川にある、狩人の生活をテーマにした平家狩人村。

村内には、近くで狩られた獣や鳥などが剥製として、所狭しと並べられています。

小屋やマネキンを使って、昔の山の人間の暮らしぶりが実に忠実に再現されていて、そこに漂う哀愁も、全部併せて非常に素晴らしい施設です。

静かな秘境の温泉地も含めて、是非とも訪れて欲しいです。

那須にあるピラミッド温泉は、その名前の通り、宿泊施設がピラミッドで出来ています。

さらに、入り口にはスフィンクスもいる本格派。ここは日本です。

館内には珍しい石や木、瞑想の出来る部屋など、源泉掛け流しの温泉も含めて存分に楽しめます。

珍しい私設の動物園である宇都宮動物園には、動物園の他に、プールやレトロな遊園地も完備しています。

特に力を入れているのが、動物との触れ合いですね。

一袋百円の餌を、色々な動物に、いつでも誰でもあげることが出来ます。

中でも人気なのがキリンとゾウ。

子供だけでなく、大人も自由にエサをあげられるので、デートにもぴったりです。

性の文化や信仰、歴史に関する資料であふれる学習系秘宝館、性神の館。

ここはとにかく館長の情熱が熱く、入館してからおよそ30分間、館長のガイドが身振り手振りを交えながら、立て板に水のごとく話が続きます。

ときに笑い、ときに感心しながら、興味深いガイドにどんどん引き込まれます。

宇都宮にある、居酒屋かやぶきで働くウエイターはなんと、ニホンザル！

ハッピを着て、おしぼりやビールを運んでくれるやっちゃんとふくちゃん。

お面を被ってコスプレをしたり、ダンスや芸をするショーをしたりと、サービス満点です。

外国人にも人気で、遠くからわざわざ来るお客さんも多いようです。

大谷資料館の見所は、地下30mの採掘場跡です。

そこは2万平方メートルにも及ぶ巨大な地下空間で、通坑内の平均気温は8℃前後です。

採掘の跡は、まるで古代遺跡のような、壮観且つ幻想的で独特な雰囲気です。

ドラマや映画、PVなど多くの撮影で使われたり、コンサートや演劇、ショー、能楽などの会場にも良く利用されています。

“日本一の鉱都”と呼ばれ、400年続いた足尾銅山。

閉山後、当時の再現を図って始められた、全長700m、国内最大の坑内観光です。

坑道の一部を開放し、そこで働いた人々の姿を通して、銅山の歴史や仕組みを知ることが出来ます。

薄暗い坑内は、人形を使って年代ごとの作業風景が紹介されており、奥へ進むにつれ、それは人形とは思えないほどの迫力を感じます。

「モンゴリアビレッジ・テンゲル」では、モンゴルの遊牧民たちが暮らす移動式住居「ゲル」に泊まれる宿泊施設です。

モンゴル衣装の貸出のほか、モンゴルを代表する民族楽器「馬頭琴」の生演奏、キャンプファイヤーやバーベキュー、星空を眺めながらの露天風呂など、栃木にいながら那須の自然とモンゴリアンの体験が出来ます。

栃木県宇都宮までは、新幹線で東京からおよそ１時間。

栃木県は温泉地も数多く、また宇都宮の餃子をはじめ、日光の湯葉や蕎麦、いちごやかき氷などグルメも色々。

レンタカーを借りてドライブしながら、温泉とグルメ、観光スポット巡りはいかがでしょうか。