冷蔵庫の整理方法は「位置管理」と「入れ方」!食材すっきり収納のコツ (1/2)

執筆者: 藤井美樹 職業:片づけアドバイザー
はじめに

こんにちは。片づけアドバイザーの藤井美樹です。

 

暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になってきました。

毎年私は、この時期くらいから、年末へ向けての片づけをスタートさせます。


少し早過ぎるのではと思われるかもしれませんが、片づけと掃除は別物です。

12月になって、片づけと掃除を同時にこなそうとすると、大体時間切れになってしまいませんか?


私のお客様でも「年末の片づけが終わらず、大掃除が上手くいきません」とおっしゃる方が多いのです。

大掃除に余裕を持って取り組むには、季節の良い秋のうちに、片づけをある程度済ませてしまうことが得策だと思います。

 

 

秋に片づけをすべき場所

年末になると、リビングや玄関などの目立つ場所は取り組まざるを得ないので、この時期には後回しにされがちな場所(日の当たらない場所)をやれると良いですね。
例えば、冷蔵庫、納戸、押入れ、クローゼット、靴箱、洗面所の収納など、扉をしめれば見えなくなる場所などです。

 

冷蔵庫の片づけ

冷蔵庫を例にとってみましょう。

冷蔵庫の片づけといっても特殊なことはなく、基本は他の部屋の片づけ方と一緒です。

①まずは、冷蔵庫の中身を全て出す

ここでくじけそうな方は、今日は野菜室、次回は冷凍庫などというように、何日かに分け、負担のないやり方で取り組んでみて下さい。

 

②要、不要に分ける

食品はなるべく捨てずに使い切れると良いのですが、痛んでしまっている物、賞味期限を大幅に越えてしまっている物などを処分していきます。

 

我が家でのこの作業は、次はもう捨てることのないよう、反省材料にしつつ取り組んでいます。

③冷蔵庫内の掃除をする

冷蔵庫内はとても汚れやすい場所です。

ここで一度、徹底的に拭き掃除をして綺麗にしておくと、年末の掃除の負担がぐっと軽くなります。

 

そして、綺麗になった冷蔵庫に食品を入れていきます。

 

冷蔵庫内の収納方法
定位置管理

 

我が家の冷蔵庫です。

まずは、いつも冷蔵庫にある物は、定位置管理をしていきます。

上段右側は、糠漬け、味噌、バター。

左側は、納豆、海苔佃煮など、朝食の定番品を入れています。

 

容器を揃えて統一性を

糠漬けと味噌の容器は、野田琺瑯の琺瑯容器(ホワイト・シリーズ)を使っています。

いつもある食材は、好きな容器などを使って、見た目を美しく整えるのも良いと思います。


中段は、不定期で入ってくる食材中心です。

我が家の場合、和食系の物は左に、洋食系の物は右に置くことが多いです。

 


一番下の引き出しには、使いかけの食材をジップロックなどに入れて保管しています。

粉物、乾物、麺類なども、封を切った使いかけの物は冷蔵庫に移しています。

ダニ避けには、冷蔵庫に保管するのが一番効果的だからです。

 

 

余裕のある収納

下段は基本的に空けておきます。

ここには、大きな鍋をそのまま入れたり、頂き物を入れたりするスペースとして活用します。

 

 
 コラムニスト情報
藤井美樹
職業:片づけアドバイザー

所沢市在住の片づけアドバイザー。
リーズナブルな価格で、片づけ力をつけつつ、お部屋全体をきれいにするお手伝いをしています。
ご興味のある方は、ブログ「片づけで、すっきり暮らし。」http://sunokurasi.blog.fc2.com/ をご覧ください。