たくさん魚を釣るためのコツは「場所」!なかなか釣れない人が知っておくべき重要ポイント

執筆者: 房総釣り師
はじめに

釣果は「腕」だけでは決まるものではありません。

空模様に例えるならば、「晴れる日もあれば曇る日、土砂降りの日もある」という感じです。


毎回上手くいくという訳ではありません。釣りにボウズ(釣れない事)は付き物です。

ボウズのない釣りはないのです。


 

釣りは第一に場所

「釣りは第一に場所」という言葉があります。

これは、ボウズを喰らって落ち込んでいる時、馴染みの船宿の大女将に言われたものです。

 

また、ヒラメ釣りで見事にボウズとなった時「釣りはよぉ、腕だけじゃねえんだべ。魚がいねぇ海じゃ、漁師だってお手上げだよ」と声をかけられたこともあります。

どちらも慰めではありますが、その話には納得してしまうところもあるのです。

 

漁師は「運」や「運命」を強く信じている

漁師の方は、遊漁船、職漁船を問わず、大抵の場合「運」や「運命」を強く信じています。

一言で表すならば「運命論者」といえるのかもしれません。

もちろん自然に対しても敬虔です。ゲンも担ぎます。

 

釣り業界での言い伝え

例えば「船に梅干しを持ち込むと釣れない」や「海に金物を捨てると釣れなくなる」など、釣りの世界には多くの言い伝えがあります。

またお正月の初釣りでは、海から神社の方に向かって礼をして拍手を打ち、お神酒を船縁に撒いて回るのが恒例です。

客も自分の釣り具にお神酒をかけて貰います。


このように、釣りの世界では「運」や「運命」は侮れません。
「何故、釣れないのか」も「何故、釣れるのか」も実は分からないのです。

しかし、釣りをするときに抑えておきたいポイントはやはり存在します。

 

最も肝心なポイントはやはり「場所」

「場所」とは海そのものであり、その特定のポイントのことです。

どんな名船長でも天才釣り師でも、そこに魚がいなければ釣れない、簡単に言うとたったそれだけなのです。

 

プロは魚がいる場所を熟知している

「魚がいる」と言える場所はもちろんあります。

そして、船長はそれを熟知しているのです。

しかし、良い場所というのはどの船も入りたい訳ですから、競争が起こります。

入れなければ、魚があまりいない場所で釣りをするしかありません。

 

これはバス釣りで顕著ですが、バス釣りのプロは、湖沼や川のどこにバスがいるかを知っています。

それが分からなければ釣れません。

魚のいる場所に行かない、行けないのならば、当然お手上げなのです。

 

また良い場所に入れたとしても、その日は何故か魚がいないこともあります。

釣りでは本当に「運」が大切なのです。

 

おわりに

釣りは、腕も大切です。

しかし、腕だけではないのですね。

 

最も大切なポイントとして、魚がいる場所を熟知することを挙げました。

他にもまだまだ、釣るためのポイントはあります(もちろん、腕も重要なポイントです)。

次回は、その他のポイントを紹介して参ります。

 
 コラムニスト情報
房総釣り師
性別:男性  |  

サラリーマン経験もありますが、殆どフリーランスで仕事をしてきました。何でもやるプランナーで、けっこう以前ですけど、数年某商業誌で連載を持っていたこともあります。企画書書き、マニュアル書き、テキトー広告コピー、パンフレットのコピー書き、サイト制作、ゴーストライター、何でも仕事に飛びつく、魚のカサゴの様なものです。実はこのカサゴ、オニカサゴにハチカサゴ、ウッカリカサゴ、本カサゴと多種ですが、好きな釣りものです。今は「釣りをするため」に働いています。