アメリカ人は本当にピザが大好きです。

ピザは元々イタリア料理ですが、私は立派なアメリカンフードだとも思っています。

 

そもそもどうしてピザがここまでアメリカ人に好まれているかと考えた時、やはりピザは万人受けする食べ物だからなのでは、と思い至りました。

 

アメリカ人の子供のバースデーパーティーにも、必ずといって良いほど登場する食べ物はピザです。

小さい子でも小さく切れば、取り分けしやすいですからね。

 

食べ盛りの高校生や大学生も大好きです。

私も大学で寮生活をしていた時、カフェテリアの食事に飽きて、頻繁にピザをオーダーして友達と一緒に食べたものです。

 

日本人の私はピザにもすぐ飽きてしまいましたが、周りのアメリカ人の友達は飽きずに食べ続けていたのを思い出します。

また、大人になってバーでお酒を飲んで、お腹が空いたらピザを食べてから家に帰るという人も結構います。

そしてここまで人気なピザですから、アメリカにはどの街に行っても、大抵ピザ屋さんが何件もあります。

ちょっと小腹が空いた時もふらっと立ち寄って、ピザを1、2スライスだけオーダー出来るようになっています。

日本でいう、コンビニでおにぎりやパンを買うような感覚に似ているかもしれませんね。

 

勿論の事お店に行かずにピザをデリバリーしてもらう、という事もよくやります。

日本でもピザのデリバリーは馴染みがあると思うのですが、アメリカ人は家にいなくてもオーダーします。

 

例えば、この間は子供達を夕方頃、公園で遊ばせていたのですが、公園にピザを届けてもらい、そこで皆と一緒に食べました。

夏には、お友達とビーチに行って、ビーチまでピザを届けてもらった事もあります。

またピザ屋さんもそういった場所にデリバリーする事も慣れているようで す。

「ビーチという事は紙皿とプラスティックのフォークやナイフを用意しましょうか？」と聞かれ、「今から約25分後に、緑色の車でデリバリーをして、入り口付近に車を駐車しますが、着いたら携帯電話に連絡します。」ときちんとした段取りに感動したものです。

 

 

我が家も時々、私が夕食を作るのが面倒な時は、ピザに頼ることがあります。
これは先週頼んだものです。

半分は野菜が沢山のったピザで、半分はトマトとバジルのみ。

こんなオーダーの仕方も出来ます。

 

更に、どのスーパーに行っても、 冷凍のピザの種類はとっても豊富で、上の写真は右から左まで全て冷凍のピザが並んでいます。

 

また、スーパーやピザ屋さんに行くと、出来合のピザの生地も売っていて、家で気軽に自分の好きなピザを作ることが出来ます。

ピザが大好きなアメリカ人の旦那さんは、大学時代もピザ屋でバイトをしていた為、作るのが上手です。

普通のオーブンでも簡単に出来ますが、我が家はバーベキューのグリルでこんな風に生地を薄くカリカリにさせて、トマトソースとチーズ、バジルを載せてシンプルに食べたりします。

 

こうやって、アメリカ人がいかにピザを好きかと書いてみた自分も、実はピザを頻繁に食べていることが分かりました。

そしてピザがまた食べたくなってきてしまいました。

 

これはピザの魅力が凄いのか、それとも自分がアメリカ人化している証拠なのでしょうか？

結論から申しますと、「アメリカ人はピザが大好き」ということで間違いはないかと思います。