愛犬を綺麗に整えよう!ペットの抜け毛・ブラッシング・爪切りなどのお手入れ方法

執筆者: 堀内フローラ 職業:ブリーダー、ペットガイド
はじめに

春・秋には、毛が抜け変わる犬が多いですね。
しっかりとお手入れをして、綺麗さっぱりとした愛犬と出かけてみませんか?

ペットショップ等では、抜け毛を取るのに最適なグッズも色々と出ていますので、活用してみましょう。

 

 

毎日部分的にブラシをかけよう

毛が中くらいから長いタイプの犬は、どんどん抜け毛を取ってあげるようにします。
ブラッシングはなかなか大変な作業です。

一辺に済ませようとしても、人も犬も疲れてしまいます。

 

今日は頭部と胸の辺り、明日は背中側、次は足とお腹というふうに、毎日部分的に分けてブラシをかけると楽に出来ますよ。

 

毛の根元を押さえつつ、少しずつとかします。
引っかかったら、丁寧にほぐしてから始めましょう。

 

涙焼けに注意

目の周りの毛に、涙焼けと言われる、茶色に染まる現象がみられることがあります。
涙の過剰分泌や、逆さまつ毛による刺激、アトピーなどの皮膚病などが原因として考えられます。


毎日良く拭いて清潔にしてあげましょう。

患部の雑菌が増えて、さらに酷くなってしまいます。

良質のフードを与えると、涙焼けが軽減することもあるようです。

 

トリマーにお願いした方が良い犬種

トリミングが必要な犬種は、プードル、シーズー、ヨークシャーテリア、マルチーズ、シエルティー、ポメラニアン、ミニチュアシュナウザーなどが挙げられます。

 

夏場はサマーカットにしていた犬も、随分と毛が伸びてくる頃です。
プロのトリマーに耳の手入れ、顔周り、足周りのバリカンはお願いした方が安全です。

 

爪切りは、ご自分で出来る方は月に一度位、爪の先を少しだけ切れば良いのです。
良く外へ散歩に出る犬は、後足の爪は削れて、切らずに済むことも多いでしょう。
前足の内側にある地面に付かない爪は、大変切りにくい部分です。
犬を誰かに仰向けにしてもらい、しっかり押さえてもらって下さい。

 

 

おわりに

犬のお手入れは、体を触ることで愛犬とのコミュニケーションを図ると同時に、皮膚に異常がないか、傷やいぼなどが出来ていないか、足関節の具合や太り具合も調べることが出来ます。


毎日は出来ないという方も、週に一度はぜひ愛犬の毛をお手入れしてあげて下さい。
毛の短い犬も、良く拭いて体中撫でてあげれば喜びます。

 

子犬のうちからブラッシングに慣れている犬なら大丈夫ですが、お手入れに慣れていない犬は、まずは1分だけ始めてみましょう。
大人しく出来たら、良く褒めて、ご褒美をあげて下さいね。 

 
 コラムニスト情報
堀内フローラ
性別:女性  |   職業:ブリーダー、ペットガイド

犬のブリーダーをしています。動物に囲まれて生活していて毎日、多忙ですが、
色々な発見があり楽しいです。ペットに関してのご相談お受けいたします。